労働省のチャトゥモンコン大臣が社会保険からの給付金を給与の62%から75%にしてはどうかという提案をしています。
社会保険事務局のアルニー理事は給付金を75%にしてしまうと積み立ててきた保険金を使ってしまう事になり、それでは今後社会保険加入者1500万人のうちから失業者が増えた時に対応できなくなってしまう。
もしどうしても75%に増やしたいなら差額の13%は、省もしくは国から払うべきだとしています。
この意見を受けてチャトゥモンコン大臣も内閣への進言はしないという意向です。
社会保険加入者も、今年1月から失業者が増え続けており、1月の失業が7万4千人だったのに対し、4月の失業者が26万7千人となっています。
1月から4月末までの失業者の合計は571,104名となっていることから75%への引き上げは積立金への影響が大きいと判断しているためです。
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