感染者数の情報は今朝5時34分のニュースになります。
これはタイ疾病管理局กรมควบคุมโรคの発表している、昨日22日13時時点の情報と同じ数字になっています。
タイ国内の累計感染者数は、3148名から3名増えて3151名となりました。
新規感染者3名はインドから帰国したタイ人で、34歳21歳11歳ですべて女性となっています。
6月15日にタイに帰国し6月20日の検査で感染が確認されましたが、全員特に感染の症状は無いという事です。
こちら3名は全員帰国直後に政府指定の隔離施設へ移送、隔離されています。
昨日6月22日で28日間連続でタイ国内での感染者が、みつかっていないという事になり、WHO及びタイ伝染病局が指定する28日間新規感染者無しで、国内での感染リスクが低くなったとするという状況を達成しました。
全感染者3151名の内訳は、
- 治療中が71名、前日比-1名
- 回復者数累計が3022名 、前日比+4名
- 死亡者数累計が58名、前日比+0名
となりました。
次に、日本の感染状況について昨日6月22日0時時点の毎日新聞の情報を紹介します。
- 感染者数累計は17,622名、前日比+45名
- 退院者数累計は15,936名、前日比+25名
- 死亡者数累計は953名、前日比+0名
となっています。
これらの数字は、横浜港のクルーズ船での感染は含みません。
新型コロナ関連
1 国外からの渡航者の検討 今朝0535 今朝0710
新型コロナ状況管理センターศบคのスポークスマン、タウィーシン医師の発表です。
国外からの渡航者に関して、現在大きく2つのグループに分けて検討しているという事です。
グループ1は14日間の隔離を行うという条件で来タイの4種類。
これに関してはすぐに規制緩和を行えるという事で新型コロナ状況管理センターで検討するとしています。
この4種類とは
- ビジネスや投資目的での来タイで、長期間タイに滞在予定。そして事前に登録している方 700人
- 技術者など専門知識を要する人でタイで仕事をする人 22,000人
- 外国人でタイ人の家族がいる方 2,000人
- 医療目的での来タイ 30,000人
となっています。
グループ2は14日間の隔離を必要としない来タイ3種類です。
- ビジネス及び投資での来タイ、ただし3から5日の短期滞在。
- 政府関係者、もしくは政府の会議に出席する来賓や専門家など。
- トラベルバブル・プロジェクトによる観光客
しかし3つ目のトラベルバブルの観光客に関しては、心待ちにしている人も多い事は理解しているが、よくよく検討しなければならないコメントしています。
あと、現在タイへの渡航が許可されている方に関してはこちら私もきちんと見れていなかったんですが、5月28日付けで在タイ日本大使館にて発表されているように、ワークパーミットを持つ方もしくは緊急でタイに入国する必要があると認められている人はタイに来る事ができるそうです。
ただし、
- 10万ドル以上の医療保険、
- 72時間以内に取得されたFit to Flyの証明書、つまり新型コロナ感染テストの結果、
- タイ到着後自己負担での14日間の政府指定施設での隔離
等が必要になります。
詳しくは在タイ日本大使館のホームページを確認ください。
ただ、この内容だとニュースの内容と矛盾しているのですが、詳細は分かりません。
2 パブ・バーには22の規制か 今朝0535
7月より営業再開が見込まれているパブやバーなどの娯楽施設ですが、22の規制を設ける予定として紹介されています。
ニュースでは22の項目が箇条書きで放映されていますが、重要と思われる物だけを音読していたので、これに従いその部分だけご紹介します
- 5人以上のグループでサービスを受けるのは禁止
- それぞれの椅子を1m以上あけて椅子の移動をしない事
- 大声を上げたり、踊ったりは禁止
- メニューは紙の物を使い使用後は棄てる
- 飲み物はボトルではなくグラスでサーブする
- 舞台に上がる人は常にフェイスシールドを着用する
- ゲームや競争になるようなイベントを行わない
- ビリヤード台やダーツ等の遊具の利用は禁止
- 従業員はお客と一緒に座ってはいけない
となっています。
3 タイから帰国のミャンマー人23人に感染者 今朝0710
新型コロナ状況管理センターศบคのスポークスマン、タウィーシン医師の発表です。
タイからミャンマーに帰国したミャンマー人労働者23人が新型コロナウイルスに感染していたという件に関して、現在2国間で状況を確認中だとしています。
タイ側での調査の内容では23人中19人はタイ国内で4月25日から14日間隔離されていた方だとしています。
残り4人に関しては詳細を調査中との事です。
この件に関してコメントでも教えてもらってタイラットの記事を私も見たんですが、不法労働者で強制送還された人だという内容が記載されていたのですが、まだ情報が錯綜しているようです。
政府が隠そうとしたというような話も出ているようですが、ニュースではここまでしか話されていなかったので、また何か新しい情報があった際はご紹介します。
4 非常事態宣言は継続か 今朝0623
ウィサヌ副首相が記者のインタビューに答えています。
非常事態宣言については今週末行われる新型コロナ状況管理センターでの会議の結果を見てほしいとしています。
非常事態宣言を解除した場合は伝染病防止法を代わりに使う事になります。
伝染病予防法はそれぞれのお店に対して規制を行う事はできるが大きな感染が起こった際はこれでは対応が間に合わないとコメントしています。
5 観光促進策の会議は今日 昨日1621
今日6月23日、タイ国政府観光庁がタイホテル協会及び各航空会社との会議を行い、各観光促進策と、申し込みアプリについて確認を行うとしています。
今週中には本件を扱う委員会に提出し、その後6月30日の内閣閣議に提案されるとの事です。
なお観光促進策への登録を行うウェブサイトと酷似したインターネットアドレスつまりドメインの取得が盛んに行われており偽サイトの作成が行われている可能性があるとして注意喚起しています。
6 タイの観光業が復調 昨日1623
TMBの経済分析センターのナリン局長の発表です。
国内旅行振興策を行う事でタイ国外からの旅行者から見込まれる収入の79%をカバーする事ができるとしています。
タイの去年2019年の観光業全体の収益は3MMB(約10兆円)で、国外からの観光客で1.93MMB(約6.5兆円)、観光収益の約64%タイ人のタイ国内旅行1.08MMB(約3.5兆円)、観光収益の約36%となっています。
またタイ人が国外の旅行で使った費用は44万MB(約1.5兆円)とされており、国内旅行での支出と合わせると1.52MMBが旅行で消費されたという事になります。
この合計額は国外からの観光客での収入の79%になます。
なお、今年の前期は国外からの観光客はマイナス65%となりました。
トラベルバブルが今年の第4四半期より始動するとした場合今年の国外からの観光客は930万人となり収益は43万MB(約1.5兆円)つまりマイナス77.8%となると予測しています。
この他、規制緩和第4フェーズに入ってからタイの国内旅行が増えてきておりグーグルトレンドでは
旅行や遊びに行くという意味のタイ語「เที่ยว」や宿泊施設の予約という意味のタイ語「จองที่พัก」という検索ワードがトップ10にランクインして来ているとの事です。
7 大型の学校は再開後も要対策 今朝0536
タイ全土の学校の内31,000校は、教室内でそれぞれの椅子を1.5m以上離すことができるため
これまで通り授業を行う事ができますが、大型の学校4500校に対してはソーシャルディスタンシングを確保した授業を行える教室が十分でないとして5つの方法から授業の形態を選ぶことができるとしています。
- 5日勉強し9日休む
- 奇数日と偶数日で登校日を分ける
- 午前と午後で生徒を分ける
- 授業を分けるสลับเรียน
- 授業を混ぜて行うเรียนผสม
この授業を分けるや、混ぜて行うというのはそれぞれの学校でどのように行うか規定できるとしています。
8 飛行機カフェが一時閉店 昨日1614
今月オープンした、チョンブリ県セータヒープにある実際の旅客機エアバスA300を使ったカフェ、
Coffee War、331Stationセータヒープが、多くのお客さんで混雑している様子がSNSに投稿され、
これに対して、ソーシャルディスタンシングが守れていないのではと話題になりました。
300人ほどの来店を想定していた所、1,000人程が来店し、旅客機の主翼の下にできた日陰に長い行列ができました。
昨日22日は、地方警察及びセータヒープ保健局などが視察に訪れており、協議の結果、経営者は今日23日から28日まで営業を一時停止、29日から営業再開する事を発表しています。
その間に混雑を緩和するための対策を行う事となりました。
今後旅客機の中には60人を限度とするなど人数制限をし体温測定やアルコールジェルでの消毒などの対応を行うとしています
こちら私も初めてこのお店の事を知りフェイスブックで見ましたが、どうやらコクピットにもは入れたり旅客機の他にヘリコプター等軍用のジープ、BB弾で遊んだりという施設も併設されているという事で、とても面白そうでした。
お店のフェイスブックリンクは概要欄に添付しておきますので興味ある方はご覧ください。
なお、メインとなっているエアバスA300は経営者がタイ航空から10Mバーツ(約3400万円)で購入し、その後改装したものだそうです。
https://www.facebook.com/331Station/
9 タイへの帰国者 昨日1616
タイ人のタイへの帰国者について説明があったので紹介しておきます。
昨日22日の帰国は以下。
- アメリカ発日本経由のJL033でアメリカから77名、日本で1名搭乗して合計78名
- ロシアのモスクワからSU270で34名
- オーストリアとハンガリー、ポーランドからBR62 で合計159名
- シンガポールからSQ976で156名
- 台湾からDD6651で2名
国外からの帰国は合計429名となっています。
今日23日は
- ネパールからRA4011で10名
- 日本の東京からJL031で201名
- インドのムンバイからFE9322で185名
- ベトナムのホーチミンからVZ3973で80名
で、合計476名。
明日24日は世界中から4便、25日は6便、26日3便など引き続き多数のタイ人が帰国する予定となっています。
この他、陸路では4月18日から6月21日の間に隣国より20,405名が帰国しているという事です。
10 タイのワクチン開発順調 今朝0533
高等教育・科学・研究・イノベーション省 กระทรวงการอุดมศึกษา วิทยาศาสตร์ วิจัยและนวัตกรรม
のスウィット大臣の発表です。
現在タイで独自に開発しているmRNAというタイプの新型コロナウイルス用のワクチンで、初めてのサルへの投与テストの結果がでました。
ワクチンを投与したサルは全員元気で十分な量の抗体が確認できています。
昨日は2回目のワクチン投与を行い、7月には3度目のサルへのワクチン投与を予定。
10月か11月には人へのワクチン投与実験を行う予定との事です。
その他のニュース
1 スクーターが車に当て逃げ 今朝0727
サラブリー県のパホンヨーティン通りで走行中のスクーターが走行禁止地帯を超えて走行中の車に接触するという事故がありました。
しかしスクーターはなぜか転倒せずそのまま走行して走り去り、車はスクーターとの接触で前輪右側をパンクして走行不能になって停車しています。
接触された車の車載カメラが一部始終を撮影しており、その模様がニュースでも放映されています。
車を運転していた方は修理費など話し合いたいとコメントしており、現在警察がスクーターを運転していた女性の行方を追っています。
こちら、どうしてあの接触でバイクがこけないのか、どこでこんなバランスをとる練習をならったのか等という疑問が話題になっています。
接触時の様子はニュースで放映されているので概要欄にニュースのリンクを添付しておきます。
ご興味ある方は是非ご覧ください。
2 ドイツでドリアン爆弾 今朝0621
ドイツのシュヴァインフルトの郵便局で爆弾騒ぎがあったとして、フェイスブックの投稿が紹介されています。
郵便物から異臭がするとして、郵便局内に居た60名が特外に退避、警察や消防から緊急車両が20台出動し郵便物を確認したところ、内容物はタイのドリアン4つでした。
このドリアン4つはドイツのニュルンベルクから国内発送されたもので、ドリアンは無事送り先であるシュヴァインフルトの50歳の男性の元へ届けられ、男性はドリアンを美味しく食べて見せたとの事です。
ドリアンを郵送する際は匂いが漏れないようにパッキングしましょうと注意喚起しています。
3 プラウィット副首相が与党党首に 今朝0538
プラウィット副首相を中心として党内の議員12名が手をつないで記念写真を取っています。
この12名の議員の中には、
- アーティ議員
- 工業省スリヤ大臣
- 農業協同組合省カマナ大臣
- 教育省ナタポン大臣
等が確認されています。
同席したウィラット議員とカマナ大臣は、これまでの関係を修復し今後協力していくと握手して写真を取っています。
プラウィット副首相はこの2名は、私の一級の兵士だとコメントしています。
またプラユット首相がプラウィット副首相の党首就任について記者のインタビューに答えています。
プラウィット副首相は、もし党首になる必要が出てきた際は、党首として全力で義務を果たすと語っていた。
自ら党首になりたいと言ったことはないが、党首になる時期になったのであろうとコメントしました。
内閣については、今はまだ変更しないが、それは近々変更しないというわけでも無いと回答し明言を避けました。
4 株と為替と金の値動き 昨日1619
昨日22日月曜日、タイの株式市場取引終了約10分前の状況はSET指数が1352.69で、前日比-18.13、
出来高は57,723MB(約1994億円)でした。
出来高上位5銘柄はKBANK、BBL、SCB、PTTEP、BAMとなっています。
出来高1位のKBANKは、約7%の値下がりでした。
タイ中央銀行がタイ国内の商業銀行に対して、配当の一時禁止など規制行った事により大型の銀行株が売られています。
KBANKの正式名称はKASIKORNBANK Public Company Limitedです。
日本語ではカシコン銀行と呼ばれており意味的には農民銀行となります。
筆頭株主はタイNVDR社で18.55%です。
1945年に設立され、2020年バンクオブイヤーではタイ国内13の商業銀行の内、3位になりました。
その際の発表では、年間売り上げ額は1位、利益率はサイアムコマーシャルバンクに続いて2位となっています。
為替は、1円0.2905バーツつまり、1万円は2905バーツで、1バーツは3.44円です。
USドルは1ドル31.07バーツで、1バーツは0.032ドルとなっています。
金の売買は、最も一般的に取り扱われている、金の装飾品ทองรูปพรรณ96.5%で、金1バーツ(15.2g)あたりの買値が25,089バーツ(約86655円)、売値が26,150バーツ(約89,801円)となっています。
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