感染者数の情報は2020年7月6日、今朝7時9分のニュースになります。
これはタイ疾病管理局กรมควบคุมโรคの発表している、昨日5日13時時点の情報と同じ数字になっています。
タイ国内の累計感染者数は3,185名から新規感染者が5名みつかりかり3190名となりました。
新規感染者5名は、全員国外からの帰国者で内訳はクウェートから2名、インドから1名、
アメリカから1名、日本から1名となっており、全員特に症状はないということです。
このため昨日7月5日で41日間連続、タイ国内での感染者が、みつかっていないという事になります。
全感染者3190名の内訳は、
- 治療中が61名、前日比+0名
- 回復者数累計が3071名 、前日比+5名
- 死亡者数累計が58名、前日比+0名
となりました。
次に、日本の感染状況について昨日7月6日0時時点の毎日新聞の情報を紹介します。
- 感染者数累計は19,425名、前日比+241名
- 退院者数累計は16,912名、前日比+74名
- 死亡者数累計は976名、前日比+0名
なお、この集計には横浜港でのクルーズ船での感染者は含まれていません。
新型コロナ関連のニュース
外国人入国で問題発生 0709
6月5日カタールからタイに入国した外国人ビジネスマンがどうしてタイに入国できたのかと問題になっています。
問題になった理由は、医療目的での入国としており、その医療を受ける先の市立病院が政府の隔離施設に指定された病院だったためです。
このため新型コロナの治療を受けるためにタイに入国したのではないかという憶測が生まれました。
これに対して新型コロナ状況管理センターのタウィーシン医師が会見で説明しています。
このビジネスマンの方は出国前検査や到着時の検査で陰性と確認できており、新型コロナの治療のための入国ではない。
保険の加入など、入国するための要件は満たしており新型コロナ以外の医療目的での渡航も7月1日より外国人が渡航するための条件に入っている。
医療を受けながら隔離措置を受けるということになるためなんら問題はないとしています。
このほかアメリカ陸軍司令官がシンガポールから、7月9日にタイに入国し10日に出国する予定で、検査は受けるものの隔離措置を受けなくて良いとしている件について、前進党のナタポン議員からはタイ人は4日間の隔離措置をうけなければいけないのにどうして外国人がこの措置を受けなくて良いのかわからない。
何か問題が有った場合、これを許可した国防省はどう責任をとるべきだと自身のフェイスブックに投稿しています。
その他
昨日は三宝節でお寺が賑わう 0603
昨日7月5日日曜日は仏教における重要な日、お釈迦さまが悟りを開いてから7週間たった後、弟子5人に初めて教えを説いた日で、これにより「仏・法・僧」の三宝が成立したという三宝節วันอาสาฬหบูชาとなっており、多くの人がお寺を訪れてウィアンティアンという儀式が行われました。
ウィアンティアンというのは、เวียนは周る、เทียนはロウソクという意味で、これは、ロウソク、線香、お花、をもって本堂などお寺の重要施設を右回りに3周するという儀式になります。
ただし昨日の三宝節ではウィアンティアンの際もマスクを着用し、できるだけ他人との距離を空けるように指導が行われました。
このほか、昨日はウィアンティアンだけではなく、それぞれの地域で特色のあるお祝いがおこなれており、その模様が紹介されています。
ナコンシータマラートのワットマハータートウォラマハーウィハーン・プラアラームルアンでは19時より、仏塔に3Dプロジェクションマッピングが施されるなどしてイベントが盛り上げられています。
サムットソンクラームではラムクローン川沿いにある26のお寺がそれぞれの船で川に行列を作りました。
この催しは昔から毎年行われており毎年豪華になっているとのことです。
ヤソートンのアンプームアンでは白い水牛2頭が僧侶を乗せた山車を引き、村の中を周り、本堂を3周しています。
連休で観光盛況 0612
6月5日から明日7日までの4連休ではフアヒン、チャアム、カンチャナブリー、ペチャブーン、バンセン、などバンコクから車で容易に行けるところで特に観光客を多く集めており、この4連休の経済効果は5,000MBはくだらないと見込まれているとのことです。
グーグルマップでアドベンチャー 0615
連休により多くの人が車で旅行に出かけていますが、旅行先での投稿が話題になっています。
ホアヒンに入るための道路の一角に大きな看板で
Google Map พามาและดูออก ถึงแน่นอนแต่จะ Adventure หน่อยนะคะ 「Google マップできた事は分かってる。このまま進んでも目的地にはつくけれど、ちょっとしたアドベンチャーになるよ」と掲げてあるのが話題になっています。
映画館スカラが閉館 0742
昨日7月5日サイアムスクエアにある独立系映画館のスカラが51年の歴史に幕を下ろしました。
最終日となった昨日はスカラに関係のある映画4本が上映され、最後の映画上映が終わった20時30分は従業員が壇上で挨拶を行い観客からの拍手に迎えられました。
また多くの人が記念写真を撮るために来館しており、映画館の最後の消灯では大きな歓声がおこりました。
タイ国民協力党に新党首 0732
タイ国民協力党พรรครวมพลังประขาขาติไทยの党首で労働省の大臣でもあったチャトゥモンコン氏、通称หม่อมเต่าが辞職したため、党内選挙によりタウィーサック議員が新たな党首に選ばれました。
なお、大臣のポストに関しては、どのようになるのかといろいろな憶測が流れています。
党を結成したメンバーの一人でもあるステープ氏は、このポジションはタイ国民協力党から出ることになると信じているとしながらも、これを決めるのはプラユット首相だとコメントしています。
なおこの党首の変更により党のロゴも変更がありマークの中央にタイ王家の象徴でもある白い像があしらわれたものになりました。国民が王家と力を合わせて国を発展させていくという意味だということです。
タイ産ココナッツの販売停止運動 0701
イギリスのデパートがタイのココナッツやココナッツミルク、ココナッツオイルなどココナッツを原料とした製品を棚から撤去し販売しないという運動を起こしています。
これはアメリカのPETA(People for Ethical Treatment of Animal)という組織が、タイでは猿を使って椰子の実を採取しており、猿は劣悪な環境におかれているため動物虐待に当たるとして動画を公開したことが発端で、これによりイギリスだけではなくアメリカやオランダでも同様の動きが起こっているとしています。
これに対してタイ商務省は動物虐待は行われていないとして、いつでも視察にきて欲しいとコメントを発表しています。
タイの小さなココナッツ農家では確かに猿を労働力として使っているところもあるが、猿は家族の一員として扱われており、決して虐待しているわけではない。伝統的にタイでは象や水牛なども労働力として使ってきており特におかしなことではない。
また大規模な農場では、猿は使われていないとしています。
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