今日ご紹介するニュースは全13件です。
- 1 タイ国内の新型コロナ感染状況
- 2 タイのワクチン接種状況と目標までの進捗 0713
- 3 バンコク都のワクチン接種25カ所が再開 1112
- 4 バンコク都が子供の感染者用ケアセンターを開設 NNT
- 5 コラートでのモデルナのオンライン予約が盛況 1054
- 6 バンコクの自宅療養は10万人以上に NNT
- 7 チュラポーン王立学院が子供向けワクチンの準備
- 8 ATKでの結果で在宅療養システムに登録可能 1117
- 9 プーケットで死亡のスイス人情報募集に懸賞金 1210
- 10 今日の反政府集会に向けて警備の準備 1036
- 11 情報統制に対して裁判所が停止命令 1227
- 12 タイ政府発行のワクチンパスポートについて 在タイ日本大使館8月5日更新
- 13 大阪総領事館が3団体に活動支援金を寄付
1 タイ国内の新型コロナ感染状況
こちら、昨日8月6日午前に新型コロナ状況管理センターศบคから発表された情報です。
https://www.facebook.com/informationcovid19/photos/pcb.380773360207661/380770570207940
タイ国内の新規感染者は21,379人で過去最多を更新、累計感染者数は714,684人になりました。
新規感染者21379人の内訳は、国内での積極的検査での感染確認が4,073人、
刑務所及び拘置所で確認された感染者が484人、
それ以外のタイ国内での感染確認が16,812人、
タイ国外での感染で、タイ入国直後に政府指定の隔離移設又は病院に移送された方が4人
マレーシア及びミャンマーからの不法入国不法帰国が6人でした。
今回新規感染者の多い5つの県は、バンコク4,700人、サムットサコーン1,355人、サムットプラカーン1,336人、チョンブリ1,325人、ノンタブリ716人、でした。
次に、感染者の状況について、感染から新たに回復者したのは22,172人で、回復者数累計は495,904人になりました。
治療中は984人減り、212,926人になりました。
治療中の内訳は、
重病患者が4,999人(前日比+6人)
内、人工呼吸器の使用は1,038人(前日比-20人)
病院で治療中は85,030人(前日比–2,120人)
仮設病院や自宅隔離等で治療中は127,896人(前日比+1,136人)
でした。
次に、感染による死亡に関して、新規死亡者は191人で過去最多を更新、死亡者数累計は5,854人になりました。
性別ごとの人数は、男性115人、女性76人。
年齢は21歳から104歳で中央値は67歳。60歳以上が123人で64%した。
国籍はタイ187人、ミャンマー3人、日本1人。
感染の結果が出てから死亡までの日数の中央値は9日
県別の死亡者数は、死亡者が多い順に、バンコク100人、サムットプラカーン9人、ナコンパトム8人、ローイエット7人、等でした。
これらは昨日8月6日の政府発表ですが
最新の今日8月7日の発表は、新規感染者は21838人で新規死亡者は212人で、共にさらに過去最多を更新しました。この他、ラピッドアンチジェンテストキットでの陽性者が6,026人でした。
詳細はまた明日ご紹介します 。
2 タイのワクチン接種状況と目標までの進捗 0713
昨日8月6日午前、新型コロナ状況管理センターの発表した、8月5日18時時点のワクチン接種状況です。
今回、新たに1回目の接種を受けたのは397,275人で、2回目の接種を受けたのは98,369人、3回目の接種を受けたのは175,190人。
1日の合計ワクチン接種670,834ドーズ。
これまでの累計ワクチン使用数は19,632,537ドーズになりました。
3 バンコク都のワクチン接種25カ所が再開 1112
バンコク都の広報官、ポンサコン警察大尉はバンコク都のワクチン接種会場25カ所を今日8月7日から10日までの間再開すると発表しました。
これは保健省から175,000ドーズのワクチン配布割り当てがあったためで、7月に接種予定だった予約者に向けて接種を再開します。
4 バンコク都が子供の感染者用ケアセンターを開設 NNT
https://thainews.prd.go.th/en/news/detail/TCATG210806140950259
バンコク都が、一時的に家族から離れる必要のある新型コロナに感染した子供たちのためのケアセンターを開設しました。
センターはドゥシット地区にあり、3〜14歳の患者者を対象にして24時間運営されています。
家族から離れることによる子供のストレスを和らげるために、子供たちが遊んぶおもちゃが提供されるなどしています。
子供に対して治療を必要とする家族は、ホットライン1669の内線2番から手続きできます。
5 コラートでのモデルナのオンライン予約が盛況 1054
昨日8月6日10時から、ナコンラチャシーマーのセントメリー病院でモデルナ社製ワクチンのオンライン予約受付がありました。4000ドーズ分の予約で、4分もたたずに定員になり受付は締め切られました。
6 バンコクの自宅療養は10万人以上に NNT
https://thainews.prd.go.th/en/news/detail/TCATG210806135634244
新型コロナ状況管理センターはバンコクの自宅隔離中の患者数は、8月5日時点で10万人に達し、このサポートのために232のセンターが設置されていると発表しました。
疾病管理局の局長オーパート医師は、自宅隔離プログラムの一環として、感染患者に医療キットを提供するチーム、スーパーライダーズを結成したと発表しました。
各キットには解熱鎮痛剤のパラセタモル、新型コロナ感染者の治療に効果があると言われているハーブのファータライジョーンの錠剤、体温計、酸素濃度計、マスク、消毒剤が含まれており、これまでに100以上のキットが提供されていると述べました。
10万人いるのに100以上のキットという事ですが、スーパーライダーズは多分始まったばかりなんだと思います。
7 チュラポーン王立学院が子供向けワクチンの準備
https://thainews.prd.go.th/en/news/detail/TCATG210806141828272
チュラポーン王立学院のニティ医師は、食品医薬品局に対して、シノファーム社製ワクチンを、3歳以上の子供に使用するための提案する準備をしていると発表しました。
これは中国政府が子供へのワクチン接種の承認した為です。
子供は感染しても症状が軽度で済む可能性が高いものの、ここから高齢者など死亡リスクの高い人に感染するリスクがあるためだとしています。
なお、現在シノファーム社製ワクチンの接種対象は18歳以上です。
こちら念のため説明しておきますが、シノファーム社製はチュラポーン王立学院が輸入する有料のワクチンでシノバックとは別物になります。ただし名前からも分かる通り両方とも中国製です。
私が見る限りタイのメディアではシノバックよりシノファームの方が効果が高いと報道されており、タイではタクシン元首相が摂取を受けたことでも有名です。
ただし、タイではシノバックが無料でシノファームが有料という事なので、お金払うイコール効果高いという印象を与えている可能性もあります。また、テレビニュースではシノファームの効果について、あまりフォーカスされることもないため、実際の所どうなのか良く分かりません。
8 ATKでの結果で在宅療養システムに登録可能 1117
昨日8月6日医療局のソムサック医師は
現在ラピッドアンチジェンテストキット(略称はATK)で陽性と診断された場合
PCRを受けていなくても在宅療養システムに登録可能であると発表しました。
在宅療養に登録されると、
1日2回のテレビ電話での診察、ニュースではテレメディスンと呼ばれています。
そして1日3食と治療スターターキットの配布が行われます。
在宅療養システムへの登録はホットライン1330、内戦14で受け付けています。
この他、症状が非常に重い場合、例として、意識を失っている、
ほとんど言葉がしゃべれないような呼吸困難、
体が冷えて末端が変色していると言った場合は
ホットライン1669で受付を行うと説明しました。
9 プーケットで死亡のスイス人情報募集に懸賞金 1210
こちらタイの新聞タイラットが昨日に引き続き一面トップで見出しを付けているニュースです。
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2161339/govt-sorry-for-phuket-murder
8月5日、スイス国籍の女性57歳がプーケットのアンプームアンにあるトーンアーオヨン滝น้ำตกโตนอ่าวยนの岩の間で、遺体で発見されました。
遺体の下半身は衣服を着用しておらず頭の上には大きな石がおいてあったという事で、
タイ国家警察庁の長官スワット警察大将は殺害された可能性が高いが、詳しい死因は現在検死中だとコメントしています。
女性は7月13日、サンドボックス・プログラムを利用してプーケットに到着し、
7月13日から27日までデュシタニ・ラグーナホテルに滞在した後、ムーリングリゾートホテルに移動しています。
ホテルから遺体の発見された滝までは1.4キロで徒歩の場合、所要時間は約17分。
直近では8月3日火曜日の午後2時頃に女性がホテルを出てビーチに向かって歩いている姿が目撃されています。
女性は8月7日にチェックアウト予定でした。
現在、関係当局は、情報を募集しており20万バーツの懸賞金も掛けられました。
情報はホットラインの191で受け付けています。
こちらのニュース、注目されているプーケットサンドボックスプログラムの利用者で外国メディアでもこの事件が報道されているという事もあり、タイの警察としてかなり捜査に力を入れており、タイも国家警察庁の長官がコメントしているようです。
テレビニュースではスイス大使との会談の様子、スイスはタイにラピッドアンチジェンテストキット110万セットの寄付もしてくれている等の紹介しており、大きなニュースになっています。
10 今日の反政府集会に向けて警備の準備 1036
今日8月7日は13時ごろから、民主記念塔から王宮、及び政府官邸に向けて、大きな反政府集会が予定されていることもあり、昨夜、警察当局は、警備のために、王宮前、最高裁判所前、ラチャダムヌンノーク通り、ピサヌローク通りにコンテナや使われなくなったガソリンタンクが設置されるなど準備が行われました。
11 情報統制に対して裁判所が停止命令 1227
政府が非常事態令を元に、恐怖を扇動したり、国家の安定に影響を与える可能性のある情報をメディアが広めることを禁止するという発表をした事で、6つのメディア協会の代表が裁判所に告訴を行っていた件について、民事裁判所ศาลแพ่งは、判決が出るまではこの規制は適用はできないと発表しました。理由はこの規制が、国民の自由を阻害するものであり、適応範囲があいまいである事などを挙げています。
12 タイ政府発行のワクチンパスポートについて 在タイ日本大使館8月5日更新
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210805-1.html
現在タイのワクチンパスポートは国内3カ所で発行を受け付けているものの、
日本を含めて諸外国に入国の際、このパスポートをもって、隔離措置の緩和が受けられる国はないという事です。
ワクチンパスポートが発行できる3か所とは
ノンタブリー県のバムラットナラデゥーン研究所、及び伝染病管理局
バンコクの疾病予防管理研究所です。
こちら予約や発行の必要書類などは日本大使館のページに記載してあります。るため
念のため概要欄にリンクを添付しておきます。興味がある方ご覧ください。
13 大阪総領事館が3団体に活動支援金を寄付
http://www.thaiconsulate.jp/topics_detail4/id=1094
関西では、タイ好きの日本人同士の集まりにより結成された、フレンズオブタイランドが数多く存在し、両国の友好関係を促進する活動が行われています。
大阪総領事館のクリット総領事は日タイの友好関係を深める、このフレンズオブタイランドの継続的な取り組みの重要さを考慮して、関西にある3団体に活動支援金を寄付しました。
この3団体とは
(1)日本タイ教育交流協会:この教会では学生に教育交流活動を行っています。
(2)日本タイクラブ:このクラブではタイについてのセミナーを実施、タイの歴史に関する本の翻訳等の活動をしています。
(3)白象会(ビャクゾウ?ハクゾウ?): 大阪外国語大学・大阪大学外国語学部タイ語専攻の同窓会。
の3つです。
タイ王国大阪総領事館はこれらの団体が、多くの日本の方にタイの事を理解してもらい、タイの友人を増やしてくれることに感謝しており、今回寄付した活動支援金により、国民レベルの日タイ友好関係がさらに深まることを願っていますと記事を投稿しています。。
念のため概要欄にリンクを添付しておきます。興味がある方ご覧ください。
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