感染者数の情報は今日2020年7月7日、朝7時22分のニュースになります。
これはタイ疾病管理局กรมควบคุมโรคの発表している、昨日6日13時時点の情報と同じ数字になっています。
タイ国内の累計感染者数は3,190名から新規感染者が5名みつかりかり3195名となりました。
新規感染者5名は、全員クウェートからの帰国者で男性が34歳、46歳、48歳、51歳の4名、女性が37歳の1名となっています。
全員症状は特にないということです。
このため昨日7月6日で42日間連続、タイ国内での感染者が、みつかっていないという事になります。
全感染者3195名の内訳は、
- 治療中が65名、前日比+4名
- 回復者数累計が3072名 、前日比+1名
- 死亡者数累計が58名、前日比+0名
となりました。
次に、日本の感染状況について今日7月7日0時時点の毎日新聞の情報を紹介します。
- 感染者数累計は19,628名、前日比+172名
- 退院者数累計は16,981名、前日比+89名
- 死亡者数累計は977名、前日比+1名
となっています。なお、こちら集計は横浜港でのクルーズ船での感染者は含みません。
新型コロナ関連のニュース
1 不法入国者に懸念
今朝0722 https://youtu.be/bfN1e4VDrvU
新型コロナ状況管理センターศบคのスポークスマン、タウィーシン医師の発表です。
現在感染で懸念すべき点は2つあり1つ目が感染しているにもかかわらず、症状がない方もう1つは外国人労働者。
1か月前、外国人労働者約3,000人が不法にタイへ入国していることが分かっており、多くは国境警察に逮捕されるなどしていますが、警備の目を逃れ都市部に移動している者もいると見られています。
このためマスクの着用やソーシャルディスタンシングの徹底など、まだ油断してはならないと注意喚起しています。
2 パリオ・カオヤイが閉鎖
今朝0708
ナコンラチャシーマーのカオヤイにある、イタリア風建築で有名なショッピングモール「パリオ・カオヤイ」が閉鎖したと発表しました。
現在この事業を買い取り、引き継ぎを希望しているグループも出ており、話し合いが持たれているという事です。
なお、パリオ・カオヤイの前にあるスーパーのTopsDailyは営業を続けています。
3 アメリカ陸軍司令官の来タイ
今朝0728
7月9日と10日にアメリカ陸軍司令官を代表としたグループが来タイの予定となっており、タイに到着する前にシンガポールの他、その他の国にも訪問する予定としています。
これに関して新型コロナ状況管理センターศบคのタウィーシン医師が定例会見で発表しています。
この方は2,3日タイに滞在するだけなので隔離措置をとる事はできない。政府の来賓であるため、以前発表した6つの条件に従い対応する事になります。
1.来タイするグループは10人を超えない
2.短期間の旅程である
3.出発地とタイ到着時の2回の新型コロナ感染検査を行う
4.医療スタッフを同行させる
5.保健省と安全保障関係の係官を同行させる
6.決まった場所への移動のみ許可し公共の場所への出入りを禁止する
この発表に関してはタイ憲法保護協会のスィーサワン会長が、新型コロナ感染拡大防止・規制緩和検討委員会として発表しています。
- 世界で最も感染者が多いアメリカからの来タイで本当に大丈夫なのか?
- このグループに症状の出ていない感染者がいた場合はどうするのか?
- 新型コロナ状況管理センターの幹事長が問題ないと保証できるのか?
- もしくはこのグループを隔離しないのなら、この人に接触したタイの高官を14日間自己隔離してはどうか?
と提案しています。
4 イギリスからの帰国希望者多数
今朝0724
イギリスで働くタイ人のエーカプーン医師が、フェイスブックで、自身のタイ人患者49名の帰国を訴えています。
現在イギリスからタイへの帰国便は週に2便となっており、タイへの帰国を希望する人が順番待ちとなっています。
自身の患者の中にはうつ病になっている人やイギリスで十分な治療が受けられないガン患者もおり至急タイへの帰国が必要になっているとしています。
また帰国便の数が少ない事に関しても指摘しています。
これに対して在イギリス・タイ大使館は、帰国を希望する者が非常に多くできるだけ早く帰国したいという陳情も非常に多い。
それぞれの理由を加味するのが、むつかしいため予約順での対応を行っていると回答しています。
5 企業向けの新しい経済対策発表
今朝0710 https://youtu.be/VWEQ6roWBJU
財務省のタナゴーン事務次官の発表です。
財務省のウッタマ大臣が物品税局に対して5つの経済対策の指示を行っています。
1.電動トゥクトゥクの製造に対する税金を従前の4%から2%に変更
2.果物や野菜を使った飲料の税金を20%から10%に変更
3.新型コロナ感染拡大前に対して従業員の数を減らさず、
給与の減少もない会社に対して9月30日まで所得税を免除
4.引き上げ予定であった税率を来年2021年の10月1日からに延期
5.輸出やフリーゾーンへの税金免除措置期間の再延長
こちらのニュースでは税金ภาษีとだけ呼ばれていて、なんの税金なのか分からなかったため、税金とだけ訳して紹介しています。
ご興味ある方は別途確認してください。
6 連休の効果は限定的 今朝0610
タイ国政府観光庁การท่องเที่ยวแห่งประเทศไทยの発表です。
7月4日から7日までの4連休は、多くの観光地が込み合い非常に盛況のように感じられるかもしれないが、全年同時期は約200万人の旅行者を記録したのに対して今年はその半分となる100万人程の旅行者となったと伝えました。
この理由は新型コロナにより旅行の在り方が変わった事で、少人数で費用を抑えた旅行が多く、経済効果は4600MB(約158億円)に過ぎなかったとしています。
また、自家用車で行ける範囲での旅行が多かったため、バンコクから遠い南部や北部では余り旅行者が集まっていないとしています。
その他のニュース
1 エメラルド仏陀の衣替え
今朝0601 https://youtu.be/AFfjmrOZfME
昨日7月6日日曜日は入安居วันเข้าพรรษาでしたが、国王のラーマ10世によりワットプラケオのエメラルド仏陀像が雨季の装いに衣替えをされる儀式が行われました。
2 国王が検査用車両13台を下賜
今朝0602
昨日7月6日、国王のラーマ10世とスティダー王妃がドゥシット宮殿のアンポーンサターン王宮にて保健省のアヌティン大臣に新型コロナ感染検査用の車13台を下賜されました。
この13台はタイ全土12区域とバンコクにある、保険事務局に配置されるという事です。
3 連休のユーターンラッシュで混雑
今朝0606 https://youtu.be/q_y-HZKmXRw
今日7月7日は4連休の最終日となっていますが、民間企業は今日から営業を再開しているところも多いため、昨日7月6日の午後より観光地からバンコクに戻る車で道路が渋滞しています。
特に東北地方とバンコクを結ぶのミッタパープ通りでは多くの車で混雑しました。
トラートではチャーン島から出るためのフェリーに乗るための車の列が5Kmに及び、フェリーに乗るまでに3時間ほど列に並ぶ必要が出ており、
最終の運行は22時近くになりました。
チャーン島には船着場は2つあり、車を載せるフェリーは7隻、1隻あたり30から40台しか輸送できないという事です。
このニュースの動画と私の感想はこちらです。
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