感染者数の情報は昨日7が鵜8日23時07分のニュースになります。
これはタイ疾病管理局กรมควบคุมโรคの発表している、昨日8日13時時点の情報と同じ数字になっています。
タイ国内の累計感染者数は3,195名から新規感染者が2名みつかり3197名となりました。
新規感染者2名は、インドとインドネシアからの帰国者となっています。
このため昨日7月8日で44日間連続、タイ国内での感染者が、みつかっていないという事になります。
全感染者3197名の内訳は、
- 治療中が65名、前日比+0名
- 回復者数累計が3074名 、前日比+2名
- 死亡者数累計が58名、前日比+0名
となりました。
次に、日本の感染状況についてこちら7月8日0時時点の毎日新聞の情報を紹介します。
- 感染者数累計は19,816名、前日比+208名
- 退院者数累計は17,115名、前日比+134名
- 死亡者数累計は979名、前日比+2名
となっています。
なお、こちら集計は横浜港のクルーズ船での感染者は含みません。
新型コロナ関連のニュース
1 内閣が経済強化プロジェクトに予算承認
昨日1620 https://youtu.be/G9ZHaguizIM
昨日7月8日に行われたプラユット首相の発表です。
内閣は経済復興用予算の内10万MB(約3444億円)を根本的な経済の強化や発展に関するプロジェクトに承認しました。
許可されたプロジェクトは
- โคก หนอง นา โมเดล、日本語だと丘、沼、田んぼ、モデルとなりますが、
この発展のプロジェクトに4,953MB 約14億円 - 高齢者介護ボランティアのプロジェクトに1,080MB 約3億円
- 新しい農業の方法と市場の連結プロジェクトに1,390MB 約4億円
- 米の栽培に関する教育施設のプロジェクトに900MB 約2億6千万円
等となっています。
2 保健省大臣が謝罪
今朝0731 https://youtu.be/Y6bnAp6cGZ0
保健省大臣を兼務するアヌティン副首相がアメリカ独立記念日のパーティーでマスクをせず談笑し、ソーシャルディスタンシングを守らず写真を撮っていたことについて記者の質問に答えています。
アルティン副首相はパーティーで食事は行わなかった、大きなパーティーではなく40人ほどの小さな規模の物だったとしながらも、自分の事を悪い見本だとして、ガードが下がっていたと謝罪しました。
また、二度とこのような事が無いように注意するとコメントしています。
その他のニュース
1 同性結婚を承認も不満続出
昨日1608 https://youtu.be/9EYOMVun4tc
今朝0714 https://youtu.be/Z0rqJlUBHSs
昨日7月8日、首相府のラチャダー副広報官は内閣が同性結婚についての法律に同意したと発表しました。
法律が正式に可決されれば、17歳以上であれば、性別に関係なく法的に婚姻関係を結ぶことができるようになります。
しかしこの草案は現行の異性間における婚姻の法律とは違っているところも多くこの点についてインターネット上では多くの不満が出ています。
例を上げると
- 外国人と結婚した際の国籍の変更ができない
- 配偶者が公務員であった場合に付与される福利厚生の権利がない
- 配偶者がいる場合の減税措置が利用できない
などの違いがあります。
これは現行の婚姻の法律を同性間にも適応するというわけではなく、同性間の婚姻について新たに法律を作っているためで、これについても批判が出ています。
なお同性間の婚姻について以前より推進してきた前進党พรรคก้าวหน้าのタンナーワーリン議員やタンヤーワット議員は前進党が提案してきた物とは異なっており自分たちが提案していたのは異性間の婚姻と同等の権利がある婚姻関係だとコメントしています。
今回の発表内容はまだ草案の段階で首相府のホームページでは広く国民からの声を聞くとして8月17日まで意見の投稿ができるようになっているという事です。
今後は国会で国民や専門家の意見を含めて審議し修正を経て施行されることになります。
なお、今回の草案ですが、พรบ.คู่ชีวิตと呼ばれており、พรบは法律や法令集と意味で、คู้ชีวิตはパーナーというような意味の言葉になっています。ニュースではLGBTQ+の方向けという事で報道されています。
2 サパーンプットを改修予定
昨日1623 https://youtu.be/3-GFAs55V2k
地方国道局กรมทางหลวงชนบท のパトム局長が、サパーンプット、メモリアルブリッジ、を再度開閉できるように改修し、タイの歴史観光地の一つとする計画を立てていると発表しました。
プラユット首相からの指示もあり、今年の橋の修繕に合わせてタマサート大学より専門家を招聘し、橋の損傷度合いだけではく開閉を行うための機構の確認を行っています。
橋の強度は未だ十分としながらも機構の損傷によりもう何年も開閉は行われてい無いという事です。
最新の状況としては、この橋を建設したイギリスのドーマンロング社に依頼し、今の趣をとどめたまま開閉ができるように改修を依頼、まずは1年の検討を行い、予算の策定、2022年より2年から2年半かけて改修を行うという予定です。
なお、この橋は正式名称をสะพานพระพุทธยอดฟ้าと呼び、1929年から建設を開始し1932年に完成。
チャオプラヤ川に架かる最も古い橋となっています。
3 メコン川から水を引くプロジェクト
昨日2300 https://youtu.be/fbWTKTDIIpw
メコン川の水をコンケンのウボンラットダムまで引くプロジェクトについてルーイ県で説明会が行われ、多くの関係者が出席しました。
このプロジェクトはルーイ県のアンプ―チェンカーンよりトンネル等を使ってコンケンのウボンラットダムまで水を引く事で、恒久的に水不足に対応できるようにするというプロジェクトです。
しかし説明会では
- 自然破壊を助長する
- そもそもメコン川の水量が十分なのか
という不安の声も出ています。
またタイだけではなくラオス側にも影響を及ぼすプロジェクトで全長174キロにわたる工程ではタイ国内でもルーイ、ウドンタニー、ノーンブアランプー、コンケンの4つの県と9のアンプ―に影響を与えるとしています。
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