今日ご紹介するニュースは全13件です。
１ タイ国内の新型コロナ感染状況
こちら、昨日8月1日午前に新型コロナ状況管理センターศบคから発表された情報です。
https://www.facebook.com/informationcovid19
タイ国内の新規感染者は18,027人で、累計感染者数は615,314人になりました。
新規感染者18,027人の内訳は、国内での積極的検査での感染確認が2,514人、
刑務所及び拘置所で確認された感染者が374人、
それ以外のタイ国内での感染確認が15,
137人、
タイ国外での感染で、タイ入国直後に政府指定の隔離移設又は病院に移送された方が2
人でした。
今回新規感染者の多い5つの県は、バンコク2,899人、サムットサコーン1,259人、チョンブリ1,147人、サムットプラカーン1,113人、ノンタブリ723人、でした。
次に、感染者の状況について、感染から新たに回復者したのは13,402人で、回復者数累計は405,322人になりました。
治療中は4,492人増え、205,002人になりました。
治療中の内訳は、
重病患者が4,765人（前日比+74人）
内、人工呼吸器の使用は1,044人（前日比+12人）
病院で治療中は74,102人（前日比-95人）
仮設病院や自宅隔離等で治療中は130,900人（前日比+12,606人）
でした。
次に、感染による死亡に関して、新規死亡者は133人で死亡者数累計は4,990人になりました。
新規死亡者の性別は、男性78人、女性55人。年齢は5歳から96歳で中央値は67歳。5歳で亡くなった方は悪性リンパ腫つまり血液のがんだったと補足があります。
国籍はタイ人129人、中国2人、ミャンマー2人。
感染の結果が出てから死亡までの日数の中央値は7日
県別では死亡者が多い順に、バンコク61人、サムットプラカーン18人、ノンタブリー7人、サムットサコーンとパッタニーがそれぞれ5人、等でした。
これらは昨日8月1日の政府発表ですが
最新の今日8月2日の発表は、新規感染者は17,970人で新規死亡者は178人でした。
詳細はまた明日ご紹介します 。
２ タイのワクチン接種状況と目標までの進捗 0751
昨日8月1日午前、新型コロナ状況管理センターの発表した、7月31日18時時点のワクチン接種状況です。
今回、新たに1回目の接種を受けたのは162,737人で、2回目の接種を受けたのは31,605人。
1日の合計ワクチン接種194,342ドーズ。
これまでの累計ワクチン使用数は17,685,974ドーズになりました。
タイ政府は今年中に1億ドーズのワクチン接種を目標にしており、これを達成するには
残り153日で1日あたり538,001ドーズの接種を行う必要があります。
またプラユット首相は10月14日までに5,000万人に1回目のワクチン接種を行う事で
国全体で隔離なしの外国人観光客の受け入れを行うと発表していました。
このワクチン接種目標に対する進捗は27.61％で、これを達成するには残り74日で1日489,150ドーズのワクチンを1回目のワクチンとして接種する必要があります。
次の3,4,5,6の項目に関しては、昨日新型コロナ状況管理センターはオンラインで大会議を行い、その後に発表された内容ですが、非常に長くなるので項目を分けています。基本的に規制の延長と強化という話ですが、これらが明日8月3日より適用されるという話です。こちらはタイの新聞タイラットとデイリーニュースが今日の一面トップで見出しを付けているニュースです。
3 規制区域の変更でダークレッドゾーンが29県に 0603
まず規制区域の変更については、ダークレッドゾーンが13の県から29の県に拡大されました。
以前からダークレッドゾーンに指定されていた13県、
バンコク、ノンタブリー、サムットプラカーン、サムットサコーン、パトゥムターニー、
ナコンパトム、アユタヤ、チャチュンサオ、チョンブリ、および新南部のパッタニー、ヤラー、ナラティワート、ソンクラー、に、あらたに16県が追加され29県になりました。
追加された16県とは、
アントーン、ナコンナヨック、ナコンラチャシーマー、カンチャナブリ、ロッブリー、
ペッチャブーン、ペッチャブリー、プラチュワップキーリカン、プラチンブリ、ラチャブリ、
ラヨーン、サムットソンクラーム、サラブリー、シンブリ、スパンブリー、ターク
の16件で、これらは中部に近い県が多数追加されたことになります。
タイはこのダークレッドゾーンの他、規制の厳しい順にレッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンという合計5つの区域を指定しています。今回の区域変更で、
レッドゾーンは53県から37県に減少。
オレンジゾーンは10県から11県に増加。
イエローゾーンは1件から0県に減少
グリーンゾーンは0県のまま変更なしです。
なお今回プーケットはイエローゾーンからオレンジゾーンになり規制が強化されることになりました。
4 夜間外出禁止時間の延長と店舗の営業規制 0612
ダークレッドゾーンの夜間外出禁止令は21時から翌朝4時までに延長されました。
飲食店は20時まで営業可能。しかし店内での飲食は禁止で持ち帰りのみ許可。
デパート、ショッピングセンター、コミュニティモールは
スーパーマーケット部分と医薬品販売店そして、飲食店はデリバリーのみ許可。
このショッピングセンター内の飲食店でデリバリーのみ許可というのは、規制緩和になります。
持ち帰りが許可されているわけではないため、一般の人がこれらのお店に行き持ち帰ることは許可されていません。お店がデリバリーを行うことのみが許可されており、お店としてはショッピングセンター内の店舗のキッチンが使えるようになったという事になります。
この他、日中の不要不急の外出自粛、県を越える移動の制限と検問の設置、5人以上の集会の禁止な、店舗に関しては美容クリニック、マッサージ店、スポーツ施設、競技場、展示会場、教育施設、などが営業が前回に引き続き禁止されています。
5 工場や建設業にバブル＆シールドでの営業を許可 0616
ダークレッドゾーン29県の工場や建設業に対して営業が許可されています。
ただしバブルアンドシールドでの営業です。
感染者のために、敷地内に隔離施設を用意し、別に分ける必要がある。
これが用意できない場合はホテルやアパートなどの隔離施設を用意し感染者をわける。
自宅等から自家用車や公共の交通機関で通勤は可能。
こちらテレビニュースで紹介されている内容は、多くの外国人従業員用を雇っていて、宿舎がある等、かなり大規模な工場に建設業をさして説明しているようで、中小規模の工場に関してどのような規制があるのかは良く分かりませんでした。
こちら念のため概要欄に元のニュースへのリンクを添付しておきます。
6 官報は規制期間の1か月延長を発表 0607
これら夜間外出禁止や管理区域の規制に関しては、官報で1か月の延長が告示されました。しかし14日後に規制を見直すとしており、状況が良くなれば規制を緩和、状況が改善しない若しくは悪化すれば規制はそのまま若しくは強化されます。
こちら官報では1か月延長という事ですが、14日後に見直しをするという事なので、実質14日間延長という事になります。このため、タイラットなど新聞は14日間延長という見出しを付けていたりしています。
こちら多分ですが、14日後の規制緩和は難しいと予測していて、また官報を作るの手間を減らすため1か月にしてしまっているんだと思います。
7 ファビピラビルの偽物をフェイスブックで販売 0656
フェイスブックページเราต้องรอด、意味は「私たちは生き残らなければならない」ですが、このページがファビピラビルの偽物を販売している者がいると投稿しており、テレビニュースで紹介されました。
1200バーツで販売されたものを購入したが偽物だったという事で、購入した錠剤の写真を投稿しています。ページの投稿は多くの人が困っているこの状況ですべきことではないと、販売者を強く非難しています。
8 昨夜、反政府グループと警官隊が衝突 0557
https://youtu.be/Vw_hMlAXWUE?t=248
昨日バンコクでは大きく3つの反政府グループがバイクや車を使った集会を行い、最終的にウィパワディーランシット通り、プラユット首相の住まいがあるの軍施設前の前を集団走行し16時半に解散しました。
しかし、解散が発表された後一部の若者が現場近くに残り警官隊と衝突する事態になりました。
3つの反政府グループとは
ソンバットさんが主導するソンバットグループがドンムアンに集合
元赤シャツ主導者格のナタウットさんやタイマイトンLGBTのグループがセントラルワールド前に集合
ペンギンパリットさん、パイダオディン、アーノン弁護士などが主導するラサドーンが民主記念塔に集合。
この3つのグループが午前中にそれぞれの場所に集合し、その後ウィパワディーランシット通りに移動し集団走行しました。この集団走行カーモブは16時半に解散しました。
その後17時半ごろディンデーンの3差路付近で集団走行に参加していた若者の一部が、警官隊と衝突、警官隊は、催涙成分入りの放水や、催涙ガス、ゴム弾、を使い20時40分に集会を鎮圧しました。
警察の発表では、この衝突で少なくとも警察官4人がけがをしており、3人を逮捕したと発表しています。
これらはバンコクでの反政府集会ですが、
昨日は、バンコク以外に30以上の県でバイクや車を使った集団走行、カーモブが行われたという事です。
こちら元にしたニュースには映像もあります。
映像を見ていると火炎瓶のようなものをなげる若者の姿も映っています。
概要欄にリンクを添付しておきますので、興味がある方はご覧ください。
9 スイカの卸売り値段が暴落 0645
ガンペンペット県のアンプームアンでおおきなスイカでも１つ3バーツ。小さいと１つ１バーツ。
通常仲介会社がスイカを買い上げて各地の市場で販売するものの、今年は市場が新型コロナの影響で閉鎖しており、購入する人がおらず価格が暴落している
ある農家の話では、通常14万バーツの投資で40万バーツの売り上げですが、しかし今年は2万バーツ程にしかならず赤字だと説明しました。
このほか、マンゴスチンも１キロ４バーツ程と価格が暴落しているという事です。
こちら、先日生鮮食品の値段が上がっているというニュースもありましたが、スイカ、マンゴスチン、キャベツなんかは別のようです。あと、おろしの価格ですので私たちがスーパーで買う値段にどれほどの影響があるのかは紹介されていないので良く分かりません。
10 オリンピックは追加のメダルならず 1031
昨日の東京オリンピックでは、タイ選手の出場する男子ボクシング、フェザー級で、勝てば少なくとも銅メダルという試合がありました。
しかし残念ながらタイ代表のチャッチャイ選手はキューバの選手に判定で負けてしまいました。
明日火曜日には、女子ボクシング、ライト級で、テオ・スダポーンさんがアメリカの選手と試合をします。勝てば少なくとも銅メダルという試合です。
11 在東京タイ王国大使館が臨時休業
http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/10336/
在東京タイ王国大使館は職員の新型コロナウイルス感染が判明したため、今日2021年8月2日月曜日の全ての領事業務を臨時休業致するとウェブサイトで発表しました。大使館内の消毒と、職員の感染状況を確認した上、明日以降再開予定です。尚、今日申請予約を入れていた方は、明日以降の予約を新たに取る必要があるという事です。
概要欄に大使館へのリンクを添付しておきますので、興味がある方はご覧ください。
12 在タイ日本人へのワクチン接種
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210801_00002.html
在タイ日本大使館が在タイ日本人へのワクチン接種の登録と接種拡大についての説明をウェブサイトに投稿しました。
内容は大きく3つあり、簡単に説明しておくと、
１ シラチャーのサミティヴェート病院でも受付を始めた事
２ 50歳以上の日本人への登録・接種拡大について、
３ 昨日のニュース紹介動画でも説明したタイ外務省のタイ国人向けのワクチン接種予約システム、
この３つについて説明が出ています。
概要欄に大使館へのリンクを添付しておきますので、興味がある方はご覧ください。
13 その他
感染者が病院で受け入れてもらえず、チャルンクルン通りの歩道で死亡 0532
バンスー中央ワクチンセンターで整理券詐欺 0532
警察官を名乗る6人グループが若者を拉致してお金を要求 このグループは先日、路上で車に横からぶつかり停車させて相手の車の上に登って鉄パイプのような物で車をたたく様子の映像あり 0702
政府がファイザーの追加購入を検討し今年中に3,000万ドーズ入手で調整中 0622
プラユット首相が各病院に病床の拡張を支持 0622
コメント