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タイで現地採用就職

[タイ現地採用]大阪のタイ領事館でBビザ申請の必要書類まとめ。

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想定外でしたが、先日 Business VISA の申請が却下されてしまったため、今後大阪のタイ総領事館でビジネスビザを申請される方のためにも書類と注意点をまとめました。

こんにちは、バンコク在住のダイ(@daijirok-jp)です。

なおこのページでは大阪にあるタイ総領事館でタイ現地採用のビジネスビザ (Non-immigrant B) のシングル(3ヶ月)を申請する際のまとめになります。

多くの場合1年マルチプルの申請ではなく、3ヶ月を申請して現地で延長するという方法を取るそうですので、1年マルチプルに関しては記載しません。

また、学生ビザ (None-Immigrant ED) 等、他区分のビザは必要書類が違うので、このページは参考になりませんのでご了承ください。

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プロフィール
この記事を書いた人
バンコク在住の大さん

タイ語留学を現地採用を経て、バンコクで専業主夫をしています。当サイトの他に、ユーチューブとタイ語学習サイト「タイスタディ」を運営中です。
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必要書類一覧

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↑ タイ総領事館でもらった必要書類一覧が記された書類

上記写真から必要書類のみを書き出すと以下のようになります。私が今回用意したのは「5.A. 推薦状」以外全てとなります。

  1. パスポート原本
  2. オンライン事前予約の予約確認書
  3. 申請書
  4. パスポートコピー
  5. A. 推薦状
    B1. 身元保証書+保証人のパスポートコピー(免許証可)
    B2. 雇用契約書
    B3.最終学齢の卒業証明書または最終雇用先からの在籍/退職証明書
  6. 招聘状
  7. タイの会社の登記簿謄本
  8. 航空券又はフライト予約確認書

また各書類の詳細は領事館のサイトの各ビザの申請要項からビジネスビザを確認すると記載があります。

1.  パスポート原本

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海外に住まわれる方や旅人?のような方の中には、5年の青色のパスポートを好んで使われる方もいらっしゃいますが、私は基本タイからあまりでないので割安な10年のパスポートにしています。

注意点

  1. B-VISAのシングル申請の申請にはパスポートの残存期間が6ヶ月必要があります。
  2. パスポートには未使用の査証欄が2ページ以上必要があります。

2.  オンライン事前予約の予約確認書

ビザ申請は領事館のサイトのVABO (Visa Appointment Booking Online)というページで事前予約する必要があります。

VABOでビザ申請の予約をした際に、予約完了の画面が表示されますのでそれを印刷して申請の際に持参する必要があります。

予約の際に入力したメールにも予約確認書が届きますので、それを印刷しても問題ありません。

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↑ 送られてきたメールを印刷したもの。赤く枠を書いた部分に予約日時が記載してあります。

注意点

  1. 予約確認書には予約日時が記載されているので、きちんと日時があっているか確認しておく必要しておきましょう。
  2. 予約確認書の氏名がパスポート内の表記と同じである必要があります。

3. 申請書(証明写真を添付の事)

タイ領事館のインターネットからダウンロードできますので、それを印刷してから記入する必要があります。

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注意点

  1. 申請書には4cm X 3cm の証明写真を1枚貼る必要があります。
  2. 住所などの記入欄は枠が狭いので配分を考えて記入しましょう。
  3. 総領事館にも印刷済みの申請書が用意されていますので、その場で書いても構いませんが、記入には意外と時間がかかりますので、記入済みのものを持って行った方が良いかと思います。

4. パスポートのコピー

パスポートの顔写真があるページをA4の紙にコピーします。白黒で問題ありません。

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注意点

  1. コピーする用紙のサイズはA4です。

5.A. 推薦状 (Recommendation Later)

招聘状との違いがいまいち分からないのですが、私が会社から用意してもらった紙には、領事に対して「この申請者にVISAを出してあげてね」的な文章があったのですが、それは推薦状ではないと言われました。

という事でこれがどのような書類なのか良く分かりません。大臣級な人がRecommendation Later と銘打って書類を作成してくれれば良いんでしょうか。

自信がない場合は、この書類に該当するものが用意できるとは期待せずに 5.B. の方の書類を用意した方が良いでしょう。

5. B.1 身元保証書+保証人身分証明

フォーマットは総領事館のウェブサイトにあります。フォーマットをダウンロードして印刷しました。記入箇所は私が全ての内容を記載し、サインだけ母親にしてもらいました。

また、パスポートの代わりに免許書を両面コピーして、空いているところに保証書と同じサインをしてもらいました。

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注意点

  1. 身元保証人のサインは各書類で同じものを使用します。例えば1枚だけ苗字だけのサインや英語のサインというふうに違うサインを用いてはいけません。

5. B.2 雇用契約書

これから働く会社側に用意しもらう書類ですが、契約書ですので、申請者である私のサインも併記されている必要があります。また、特にフォームは決まっていません。

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注意点

  1. 雇用条件や待遇について記載があり雇用者と被雇用者(申請者)両方の署名が必要
  2. レターヘッドおよび社印の捺印が必要
  3. 審査には原本が必要だが、コピーを一緒に提出した場合、原本は返却可能

5. B3. 最終学齢の卒業証明書、又は最終雇用先からの在籍/退職証明書

いずれかの準備で良いということになっていますが、私は両方用意しました。

最終学齢の卒業証明は、10年ほど前に発行した大学の卒業証明。

最終雇用先からの退職証明は、約1年前に前職の日経商社(現地採用)を退職した際に発行されたものです。

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↑ 左が大学の卒業証明、右が退職証明です。

注意点

  1. どちらかが必要とありますが、両方用意できるのであれば両方用意しておいたほうがいいでしょう。特に最終学歴の卒業証明は、ワークパーミットを取得する際に必要となるので、取得しておくべきでしょう。

6. 招聘状

これは雇用契約書と内容が似たようなものになりますが、契約書ではないので申請者のサインは必要ありません。

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注意点

  1. 申請者名・会社名・役職名・部署名・月給・入国目的(業務内容)・タイ入国日・滞在期間が記載されている事が必要です。一つでも漏れると却下です。
  2. 書類には会社のレターヘッドを使用して、社印の捺印および代表者(サイン権保有者)の直筆サインが書かれた書類原本が必要です。タイ現地で発行してもらったものを自分で持ち込むか、郵送してもらうかする必要があります。
  3. タイ入国日は、提出する航空券又は予約確認書の日程と同じ日付である必要があります。

7. タイの会社の登記簿謄本

これは会社に用意してもらうしかない書類です。タイ語だとหนังสือจดทะเบียนบริษัทと書きます。

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↑ いろんな書類を会社から用意してもらいましたが、担当の方に見せた所、この2つの書類を提出してくださいと言われました。

注意点

  1. 全てタイ語で記載されているため内容の精査は難しいと思いますが、社印が押してあることだけは確認しておきましょう。
  2. 発行後6ヶ月以内のものが必要です。

8. 航空券又はフライト予約確認書

予約した日程が分かれば良いようです。私はエアアジアから送られてきた、予約日程が書いてあるメールを印刷して持参しました。

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↑ エアアジアのフライト予約確認書。

注意点

  1. 招聘状に記載されているタイ入国日と、航空券のタイ到着日がお案じ日程である必要があります。

全体的に注意すべきところ

領事館のサイトにも記載されていますが、できるだけ余裕を持った日程で書類を申請したほうが良いでしょう。

万が一、書類に不備が見つかって申請ができなかった場合で、フライトの日までに再度申請ができなかった場合、「6.招聘状にあるタイへの入国日」と「8.航空券又はフライト予約確認書の日付」を同じにできないため、航空券の予約日時を変更した後、招聘状を再度作成する必要してもらう必要があります。

しかも招聘状は原本でないといけないためタイで作成後、日本に郵送してもらう事になります。

私の申請が却下された理由

私の場合は招聘状にタイへの入国日と滞在期間が記載されていなかった事と社印が抜けていたために、申請が受領されませんでした。

スケジュールもタイトだったため、航空券の日程を変更し、その日程をタイ側に伝えて会社に書類を再度作成してもらいEMSで送ってもらいました。

まとめ

私の経験上からも日本での申請は必要書類が多いため面倒です。

例えばラオスでタイのビジネスビザを申請する際に「身分保証書+保証人のパスポート」を用意する必要はありません。今回の私の場合は親が健在なので簡単に用意できましたが、親兄弟がいなければ用意するのが非常に面倒な書類と言えるでしょう。

学生ビザもラオスでの申請に預金証明は必要ありませんが、日本では英文の預金証明が必要で、しかも英文の預金証明は銀行に発行してもらうために1週間くらいかかったり、何て事もあるそうです。

ただし万が一、ビエンチャンのタイ領事館で書類の不備でビザが取れなかった場合、今度はラオスの滞在期限を気にする必要も出てきますし、タイにとんぼ返りするにも国境のイミグレでビザランを疑われたりするかもしれません。

今回の私のケースはタイの会社側も初めて外部から雇う外国人で人事部が対応に慣れていなかった事。そしてビザ申請のために業者を使わなかった事から手探りの状態で対応したため、再提出の憂き目にあいましたが、外国人が何人もいるような会社であれば、会社側からの書類に不備があるなんてことはそうそうないと思います。

追記

この記事はバンコクで現地採用として働くまでのお話の一部です。概要は長くなりますので、下記にて時系列でまとめています。ご興味ございましたら是非ご覧ください。↓

「まとめ」タイの国営企業で現地採用として働く事になりました。
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