観光でタイ・バンコクへ来たなら王宮(ワットプラケオ)、ワットポー、ワットアルンとの3大寺院は外せないですよね。
ただしこの3つお寺、俗にいう王宮周辺というエリアですが、BTS(スカイトレイン)もMRT(地下鉄)も近くに駅がないため、タクシーかバスか船で行くしかないというエリアになってしまっています。
今日は渋滞知らずの船で、BTSサパーンタクシン駅すぐそばのサトーン船着場から王宮(ワットプラケオ)へ行く方法を開設します。
BTSサパーンタクシンからワットアルン船着場までの行き方解説
写真付きで解説します。
BTSサパーンタクシンまで行こう
まずはBTS(スカイトレイン)のサパーンタクシン(S6, Saphan Taksin: สะพานตากสิน)駅で下車します。
サトーン船着場に行こう!
駅に到着したらプラットフォームの階段を下りてExit2(2番出口)を目指します。
改札を出て左手に進むとExit2です。
Exit2を降りると屋根付きの通路を道なりに進みます。
進むと左、まっすぐ、右、そして上に上る階段が見えてきます。
今回は王宮・ワットプラケオに向かうのでChaopraya Express Boat / Chaopraya Tourist Boat と記載のある左に進みます。
まっすぐは川沿いにあるホテル専用の船着場、右は対岸を往復する船の船着場と記載があります。
ちなみに写真左にある、階段を上るとタークシン橋の歩道に行けます。
船着場が見えてきますので、矢印の方に進みましょう。
船のチケットを買おう!
このサトーン船着場からワットアルンに行くには2種類の船があります。
チケットは2種類「エクスプレス」と「ツーリスト」
チャオプラヤ エクスプレス ボートとはタイの方々の生活の移動手段で、チャオプラヤ ツーリスト ボートとはその名の通りツーリスト(観光者)向けのボートです。
大きな違いとしては
ツーリストは一律50バーツ(約150円)もしくは乗り放題180バーツ(約540円)。各船着場のマップがついた2階建ての船。各船着き場の時刻表がある。
チャオプラヤ エクスプレス ボートで行こう!
今回はお値段がお安い方のエクスプレスボートで行くという事で、解説を続けます。
エクスプレスボートで行く場合はOrange Flag(オレンジ色の旗)という船に乗ります。
写真のように船尾にオレンジの旗がついた船です。
下の写真の白いTシャツの人のように、お金15バーツ(約45円)をカウンターで支払って、切符をもらってから、写真の矢印の列に進みます。
この列はOrange Flag(オレンジ色の旗)専用の列です。
また、カウンターに人がいない場合もありますが、その時はチケットを買わずに進みましょう。チケットは船の中でも買う事ができます。
キップは切手くらいの大きさの紙切れです。
船内でチェックされる事がごく稀にあるので、捨てずに持っておきましょう!
列に並んで待ちます。
3列ありますが一番川沿いの列には椅子があるのでお勧めです。
船には時刻表はなく約20分おきにくるため、最悪20分待つ事になります。
船に乗ろう!
船が来ると最前列の仕切りが外され、列が進み始めます。
みんなについていきましょう。
浮島になっているので揺れに注意。
段差はあんまりないです。
船の中はこんな感じです。
座ると楽ですが、写真は座った方の側しか撮れないというデメリットがあります。
船からの眺めも楽しいですよ!
船の中はこんな感じです。動画です↓
BTSサパーンタクシン駅のあるサトーン船着場からワットアルン船着場へ、チャオプラヤ エクスプレスで移動。 pic.twitter.com/OvZ6ngBjnu
— だい@バンコク在住 (@daijirok_jp) September 30, 2018
ワットアルンの船着場に到着!
またワットアルンは船の中からでも左手に大きく見えるので近づいていく時にわかるでしょう。
船を降りると正面がワットアルンです。
三島由紀夫の暁の寺で有名なワットアルンですが、入場料は50B(約150円)で、拝観可能時間は朝の8時から夕方18時までですので、注意しましょう。
夜はライトアップもあります。
チャオプラヤ エクスプレス ボートの運行時間(始発・終発)
サパーンタクシン(サトーン船着場)からワットアルン方面の運行時間は、毎日朝6時から夜19時までです。
ただし時間により船の運行間隔が違い、下記の表内右端で「20」と記載があれば20分毎に船が来るという事です。
下記の青色で囲ったところがサトーン船着場からワットアルンや王宮方面に進む船のタイムテーブルです。
タイムテーブルはChaopraya Express Boatの公式ウェブサイトより。
チャオプラヤ エクスプレス ボートの運航ルート
タテに4本ラインがありますが、一番左端がオレンジの旗の船の運航になります。
Wat Arunお駅に星がついていますが、これは途中から追加された船着場で、以前は運行していなかった船着場です。
違う色の旗の船について
今回はオレンジ色の旗の船に乗りましたが、みどりいろの旗、きいろの旗、旗なし、などがあります。
上の運行タイムテーブルや運行ルートにも情報がありますが、これらの内もワットアルンに泊まる船もあります。
ただしこれらの船は通勤時間(朝7時前後と夜6時前後)のみ運行されている船で、目的地によって購入する切符の値段が違うため、違う色の旗の船は、旅行者にはお勧めしません。
気になる方はChaopraya Express Boatの公式ウェブサイトより参照ください。
地図
青いフェリーのしるしが今回利用したサトーン船着場とワットアルンの船着場です。
まとめ
市街地から王宮周辺に行く場合、もっとも簡単なのはタクシーでの移動ですが、乗車拒否や渋滞も考えた場合船での移動も十分選択肢に入ってくると思います。
特にホテルがシーロムでしたら船はかなり便利です。
王宮周辺から市街地に戻る場合は乗車拒否に合いやすいため、どちらかと言えば帰りを船にするのをお勧めします。
以上「以上、ワットアルンへの行き方。サパーンタクシン駅のサトーン船着き場から船で行こう!チャオプラヤ エクスプレスなら安くて渋滞知らず!」でした。
コメント
ボートのルートマップ上の星の意味について解説、有り難うございます。やっと理解できました。また、切符の買い方、乗り方など参考になります。有り難うございます。