今日ご紹介するニュースは全9件です。
1 タイ国内の新型コロナ感染状況
https://www.facebook.com/informationcovid19/photos/pcb.361105682174429/361105312174466
こちら、昨日7月10日午前に新型コロナ状況管理センターศบคから発表された情報です。
タイ国内の新規感染者は9,326人で、累計感染者数は326,832人になりました。
新規感染者9,326人の内訳は、国内での積極的検査での感染確認が2,548人、
刑務所及び拘置所で確認された感染者が192人、
それ以外のタイ国内での感染確認が6,567人、
タイ国外での感染で、タイ入国直後に政府指定の隔離移設又は病院に移送された方が8人、
不法入国した、ミャンマーからのミャンマー人が7人、タイ人が3人、
そしてカンボジアからのタイ人が1人でした。
今回新規感染者の多い5つの県は、バンコク3,191人、パトゥムタニー672人、サムットプラカーン603人、サムットサコーン551人、チョンブリ359人、でした。
バンコクの新規感染者数は3191人は、バンコクの1日の感染者数として昨日に引き続き過去最多を更新しました。
次に、感染者の状況について、感染から新たに回復者したのは3,841人で、回復者数累計は243,918人になりました。
治療中は5,394人増え、80,289人になりました。
治療中の内訳は、
重病患者が2,738人(+53)
内人工呼吸器の使用は717人(+16)
病院で治療中は42,687人(+3,447)
仮設病院37,602人(+1,947)
でした。
次に、感染による死亡に関して、新規死亡者は91人で死亡者数累計は2,625人になりました。
新規死亡者の内訳は、男性47人、女性44人。年齢は26歳から98歳で中央値は67歳。
国籍は全員タイ人。
県別では死亡者が多い順に、バンコク51人、サムットプラカーン9人、ノンタブリー8人、パトゥムタニー5人、ナコンパトム4人、等でした。
これらは昨日7月10日の政府発表ですが
最新の今日7月11日の発表は、新規感染者は9539人で新規死亡者は86人でした。
詳細はまた明日ご紹介します 。
2 タイのワクチン接種状況
昨日7月10日午前、新型コロナ状況管理センターの発表した、7月9日時点のワクチン接種状況です。
今回、新たに1回目の接種を受けたのは330,371人で、2回目の接種を受けたのは69,537人。
1日の合計ワクチン接種数399,908ドーズでした。
これにより、これまでの累計ワクチン使用数は12,375,904ドーズになりました。
こちら人口を7000万人として私が計算してみたところ、
これまでに1回目の接種を受けたのは人口の約13%、2回接種は4.6%でした。
3 バンコクでコミュニティ隔離センター設置 0604
バンコク都は急増する新型コロナ感染に対処するために、コミュニティー隔離センターの設置を進めています。
隔離センターとは、感染者が病院や仮設病院のベッドが空くまでの間、一時的に隔離される施設という紹介を昨日しましたが、どうやら病院に移動することなくここで治療を終える事もあるようです。これはコミュニティアイソレーションと呼ばれています。既に都内5か所、クロントゥーイ、バンケー、バンコクノーイ、スワンルワン、プラナコンで運営を開始しています。
バンコク都のアサウィン知事は昨日も新たなコミュニティ―隔離センターの視察を行っており、今後も設置を合計20の施設で3000人の受け入れ態勢構築を目標にしていると語っています。
4 自宅治療、ホームアイソレーションを開始 0606 1135
https://www.facebook.com/informationcovid19/photos/a.106455480972785/361915902093407/
医療局の局長ソムサック医師は、医療局として自宅療養、自宅隔離はできれば勧めたくないと前置きしたうえで、自宅療養も進めて行くと発表しました。これは使用中の病院の病床がここ1ヶ月で約2万から約3万と1.5倍に増えており、病床が不足している為です。
これはホームアイソレーションと呼ばれています。
ラーチャウィティー病院やルートシン病院等では自宅治療を行う200人の登録が行われています。これらの人は病院に経過報告を行い遠隔で治療が行われるという事です。
また新型コロナ情報センターのフェイスブックには、自宅療養には条件があると4項目を提示しています。
この4項目とは
1 症状がないか症状が軽い
2 60歳未満で体力がある事
3 1人で過ごすことができる
4 慢性疾患が無く7種の高リスクの持病が無い事
です。
こちら、このフェイスブックへの投稿、タイ語のインフォグラフィーですが、概要欄にリンクを添付しておきます。興味がある方はご覧ください。
5 病院での検査に規制緩和 0607
保健省が無料の検査場に長蛇の列ができていることを懸念し、私立病院での検査に規制緩和を行いました。
この緩和とは病院での検査で感染を確認しても病院が病床を探す必要はないという事です。
ニュースではこれまでは病院が病床を探す必要がありこれが病院の負担になっていたと説明しています。
また病院は、先に紹介したコミニティアイソレーションやホームアイソレーションという選択肢もできたているという事です。
6 検問の設置を開始 0730
https://youtu.be/22glvjv_YvM?t=2384
昨日6時から最高度厳格管理地域、ダークレッドゾーンの10県で検問の設置が開始されました。
これは明日月曜から夜間外出禁止令が適用されるためです。
検問はバンコクで88箇所、近接している県で22箇所、南部4県で35箇所です。
7 プーケットサンドボックスでさらに2人の感染者 0735
https://youtu.be/22glvjv_YvM?t=2698
プーケットでは昨日、プーケットサンドボックスを利用して入国した観光客2人に感染が確認されました。
この観光客はミャンマー人2名、8歳と9歳で、渡航6日から7日目に行う2回目の検査で感染を確認しました。
このミャンマー人は合計7人の親族で渡航しており、親族は感染リスクの高い濃厚接触者として14日間の隔離となりました。
これにより7月1日のプロジェクト開始から3人の感染者を確認したことになります。
なお、プーケットでは昨日サンドボックス以外に9人の感染者が確認されました。
8 プーケットサンドボックスの申し込み状況 バンコクポスト
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2146383/tourist-interest-in-phuket-high-insists-govt
タイ外務省のタニー広報官は9日金曜日、プーケットサンドボックスの開始後7月1日から8日までに、12,356人の観光客が在外タイ大使館に入国証明書を申請し、7月8日現在、5,652件の申請が承認され、594件が却下されと発表しました。残り6,110件は、さらなる書類の提出を求められています。
また8日木曜日の時点で、合計2,244人の観光客がこのプロジェクトの下、プーケットに到着しました。
こちらの発表ですが、どうやらプーケットサンドボックスでの訪問者数が目標を下回ったというメディアの報道に対して、申請自体は多くあり、外国人観光客はプロジェクトを利用したいと思っているものの、書類不備で渡航が遅れているので目標を下回ったんだという説明をしたようです。
9 首都圏ロックダウンの詳細は日本大使館からのメールで
7月10日タイ政府は感染状況の深刻化を受け、国内の規制区域の変更と首都圏のロックダウンを発表しました。これらの情報は昨日このニュース紹介でも説明しましたが、昨日日本大使館が政府発表文章の日本語訳をメールで配信しています。
こちら今日11日時点でまだ日本大使館のホームページには記載されておらず、メールでのみ確認できる情報です。たぶん明日か明後日にはウェブサイトでも公開されると思います。こういう情報もあるので日本大使館のメーリングリストへの登録をお勧めします。またメールを受診しているにもかかわらず、まだ確認していない方は確認されることをお勧めします。
概要欄に登録のためのウェブサイトを添付しておきます。興味がある方はご覧ください。
在留届を出していると、その登録しているメールに日本大使館からのメールが届くようです。
若しく外務省海外旅行登録「たびレジ」では渡航予定が無くても安全情報を受け取ることができるとあるので登録すると良いでしょう。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
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