昨日はホームブリーチングの体験記を書きましたが、今日はオフィスブリーチングの体験記を書いていきます。こんにちは、バンコク在住のダイ(@daijirok-jp)です。
矯正で歯並びがきれいになったので、今度は歯のホワイトニングして歯の色を白くしようと、歯の漂白について調べ歯医者にいきホームブリーチングを試しました。
歯列矯正の話(全5回)はこちらを見ていただければと思います。↓
結局、思った以上に毎日毎日、歯がしみたためホームブリーチングは断念しました。という事で次は一回で歯が白くなるというオフィスブリーチングを試す事にしました。
オフィスブリーチング
歯医者で機械を使って一気に白くする方法です。手軽ですし医師が施術してくれるので安心です。しみる、しみた、いずれにせよ一時的です。
オフィスブリーチングの利点
1回の通院で効果が出る。
ついでに虫歯がないかの確認してもらえる。
歯石取りもしてもらえる(事が多い)。
オフィスブリーチングの欠点
ホームブリーチングのような手軽さはない。
ブリーチングごとに歯医者に行く必要がある。
ホームブリーチングより、もちが悪いらしい。
オフィスブリーチングの価格について(日本とタイを比較)
ざっくりインターネットで確認してみました。
日本の歯科でホームブリーチングにかかる費用は1.5万-4万円くらいでした。対してはタイの歯医者でのホームブリーチングも同じくらいで1.5万-4万円くらいです。
ホームブリーチングと同様、タイでやる事に金銭的メリットは特にないようです。タイで行うのが心配な方は日本で歯医者にいけば良いかと思います。
私のオフィスブリーチング体験記
2015年12月にバンコクの中心部サイアムにあるサイアムパラゴンの中にあるBIDC(Bangkok International Dental Clinic)の支店でオフィスブリーチングを行いました。
Zoomというシステムの漂白なんですが、機器もZoom用のものでした。ちなみにZoomはフィリップスの商品だそうです。フィリップスって家電のイメージでしたがそれだけではないんですね。
まず歯石を取って次に口が閉まらないようにプラスチックでできた丸い輪っかのようなものを口に入れます。プラスチックは口からはみ出ています。これで口が閉じなくなります。
輪っかと歯茎の間に粘土のようなものを詰めます。歯型をとるときに使うよなぐにゃぐにゃしたものです。
その後、歯にジェル状の薬剤を塗って青色の光がでる装置を口の前に当てます。この装置ですが、先ほどの口に入れた輪っかとちょうどはみ出た部分と結合するようにできています。
15分ほど待ちます。
これで1回目終了です。
まだ続ける場合は再度歯に薬液を塗布して光を当て、15分ほど待ちます。
大体が1回で終了ではなく、2回、3回行うようです。
私の場合、初めてオフィスブリーチングした時は3回やりました。2回目の途中から少し歯がチクチクとしみました。3回目はずっとしみてました。
3回目が終わる頃にはずいぶん歯がしみて痛くなっていましたが、これが地獄の始まりでした。
3回目の光を当て終わると、歯茎とプラスチックの間に入れていた入れていた粘土はシリコンのような感じになったものを歯茎から剥がし、口から青色の輪っかを剥がして口をゆすいで終了です。
ブリーチングが終わり歯がしみて痛い旨を歯科医に伝えると、しみたときに使うというジェルをもらいすぐに綿棒でジェルを塗ってくれました。結論を言うとほとんど効きませんでしたが。涙
まずこれから30分は飲食禁止、また2、3日は色が歯に移りやすいのでコーヒー等、色の濃いものはできるだけ食べないように、どんな食事でも食事後は少なくとも水でうがいはするようにとコメントをもらい無事ホワイトニングは終わりました。
お会計は全部で11,200バーツでした。
が、終わってから徐々に歯の痛みが鋭くなってきました。歯を鉄筋に例えると3秒ごとに、ちから一杯鉄筋を叩いてくるといった感じです。
1、2、3、キーン、1、2、3、キーン
といった感じ。しかもどの歯を叩いてくるかは全くの不明。ただ上下の前歯を叩いてくる頻度が高かったです。
これが延々と続きます。真顔で我慢できる痛みではないので3秒ごとにウッと動作が停止します。速攻で近くの薬局(ブーツ)に行って痛み止めのタイレノールを購入したましたが、全くと言っていいほど効果なしです。涙。家に帰ってからも延々と歯が痛かったです。
夜は本当にねれなくて、のたうちまわりました。仕方ないのでネットで情報収集。
- 歯痛は痛みの中でもとても大きいもので並の鎮痛剤は効きにくい、特に痛みが現れた後は効きにくい。
- 歯痛への痛み止めはロキソニンやボルタレンが使われる。ただし特にボルタレンは胃が荒れやすい。
- 痛みを紛らわすためにランニングをすると、ランニング中は痛みは弱くなるもしくは痛みが消えるが、走り終えると血流が活発になっているため歯の痛みが増すのでオススメしない。
- 冷やすと痛みがましになる。
- ホワイトニング後の痛みは寝れば治る。
もうだいぶ夜中だったので、たまたま持っていた冷えピタをほっぺたに貼って、寝れば治るを信じて寝転がって耐えました。
なかなか寝付けなかったもののいつの間にか寝てしまい、、、1日経つと、あら不思議。本当に痛みがなくなりました。あれだけ痛かった歯が、なんと、ほとんど痛くありません。ほんの少し時々しみるくらい。
どういう効果なのかよくわかりません。ホワイトニング後すぐに24時間ひとり耐久マラソンをしたら、それが終わる頃には痛みが引いているのか、それとも時間が経つのが重要なのではなく、寝るという行為に意味があるのか、よくわかりませんが、とにかく寝て起きれば驚くほど痛みがなくなっていました。
↑歯が綺麗な人が、素敵だとは限らないようです。涙
最後に
地獄を見ましたが、お陰で歯は白くなりました。これが生涯初めてのホワイトニング体験した時の話です。次回は生涯2回目のホワイトニングの話をしたいと思います。
ご存知のようにホワイトニングは定期的にやらなければ、結局元の色に戻ってしまいますので、白い歯を保ちたければ年に2、3回はホワイトニングをする必要があります。
一度地獄をみたので2回目は対策してからホワイトニングに臨みました。