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バンコク在住生活

タイ、バンコク現地採用・移住のデメリット7個について考えてみた。

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風呂場に塩素系の洗剤を散布してたのをすっかり忘れてました。今ひどい悪臭で換気中で室内に要られません。窓もドアも開けてるので外出もできません。自業自得ですが。。こんにちは、大さん(@daijirok-jp)です。

昨日はタイ、バンコク現地採用・移住のメリットについて書きましたが、今日はデメリットについて細かく書いてみます。現地採用で移住を考えている方に参考にしていただければと思います。メリット・デメリットなんて人それぞれだと思いますが、私が7年間バンコクで現地採用で生活してきた事と、そのうちの半年間バンコクの人材紹介会社で働いた経験をもとに話しています。

タイ、バンコク現地採用・移住のメリットとデメリットをまとめてみた。
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プロフィール
この記事を書いた人
バンコク在住の大さん

タイ語留学を現地採用を経て、バンコクで専業主夫をしています。当サイトの他に、ユーチューブとタイ語学習サイト「タイスタディ」を運営中です。
趣味は読書。最近読んだ本の感想一覧キンドルで出版した本一覧。詳細なプロフィールはこちら

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タイ現地採用のデメリット

  1. 大卒じゃないと仕事探しが大変。
  2. 将来に不安がつきまとう。自分含めて親兄弟についても。
  3. 基本日本にいる人たちとは疎遠になりがち。
  4. 日本より治安が悪い。交通事故も多いし、銃を持ったヤンキーみたいな人もいる。
  5. バンコクは空気が悪い。そうでもなかった!
  6. 年中暑い。暑いのが嫌いな人にとっては厳しいはず。
  7. 日本語通じない。タイ語も発音悪いと”ハァ?”って聞き返されます。

1. 大卒じゃないと仕事探しが大変。

バンコクに限らず他の国での現地採用でも同じ事を聞きます。日本であれば仕事を選ばなければ高卒でも仕事はあります。しかし、高卒ではタイでは仕事を選ばなかったとしても法律に違反していない(ビジネスビザ・ワークパーミットを入手してから仕事をする)仕事を探すのは非常に難しいです。仕事がなければ長期滞在するために観光ビザや就学ビザ等を取る必要も出てきます。

なのでどんなに頑張って(?)引きこもりをしたとしてもビザの更新か何かで、イミグレーションオフィスだったり第3国のタイ領事館にビザ関係で出向く事になります。タイにある企業がどうしても欲しいというような技術を持っているか、またはコールセンターでの仕事になるかと思います。残念ながら技術もなくコールセンターで不採用なら職探しは非常に難しいと言わざるを得ません。
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2. 将来に不安がつきまとう。

歳をとれば日本に帰国してから就職という選択肢がどうしても難しくなってきます。もちろん職種や能力によります。インターネットが普及した今では世界中どこにいても、日本の離島にいたとしても出来る仕事が沢山あります。とは言うものの、やはりまだまだ職場に行かないといけない仕事が多いのも事実です。

そこで親兄弟の体調不良のためどうしても日本に帰国する事になった。もしくは、自分自身に腎臓透析の必要が出てきた等、タイにいられなくなった場合はどうするのか。日本で仕事していても同じ不安はつきまといますが、タイでの職業経験は評価されにくいという事が言われているので日本での再就職する際は不利にならざるを得ません。

3. 基本日本にいる人たちとは疎遠になりがち。

タイと日本の時差は2時間で、飛行機だとざっくり6時間かかりますし搭乗手続き等もあ含めるとやはり1日仕事です。いまでは日本のテレビもタイからインターネットテレビで見る事ができますし、ラインでメッセージも送れれば、無料で電話もかける事ができます。とは言うもののやはり普段顔を会わせているわけではないのでどうしても疎遠になりがちになってしまいます。

実家が地方で東京に就職していれば同じような事かもしれませんが、とは言うもののやはり日本からみて海外というのはまだ頻繁に行き来する場所ではない人がほとんどではないでしょうか。古い表現ですが親の死に目に会えない可能性は、日本にいるよりは高くなりそうです。

4. 日本より治安が悪い。

タイのニュースを見ていると毎日のようにどこかで発砲事件が起こっています。車が突っ込んできて死者が出たというニュースも非常に多いです。気をつけていても巻き込まれるような事故が多い事は確かです。私がアソーク(スクムヴィット21)のコンドミニアムに住んでる際、2014年の事ですが、コンドミニアムの前でたむろしている不良グループのジーンズの後ろ側に拳銃があるのが見えた事があります。実生活で一般市民が拳銃を実際に持っているのを見たのはそれが最初で最後ですが、はっきり言ってめちゃめちゃビビりました>_<

とは言うもののアメリカのデトロイトなんかと比べると随分マシなようです。夜はスーパーから自分の車に戻る際は100ドル札を握りしめておいて襲われたらそれを放り投げて帰ってもらうというような話をアメリカからきた駐在員から聞いた事があります。タイはそこまでするレベルではありません。

5. バンコクは空気が悪い。排ガスとかすごい。

普段バンコク市街地の道路を歩いていると、日本だとどう考えても車検に通りそうにない真っ黒な排ガスをまき散らしながら走る車がいます。特に特に無料で走る、古い赤色のエアコンがないバスはひどいです。公共交通機関であるはずのバスが真っ黒な排ガスをまき散らしながら走る様子は、環境よりも経済発展を優先させているとしか思えないように感じます。

(追記)
ただよくよく確認してみると大気汚染は日本の都市部の方がひどいようです。これは5月3日時点に調べた大気汚染の様子ですので日によってはタイの方が大気汚染がひどい事はある鴨足れません。数値が高いほど汚染されているという事になります。ちなみに大気汚染で有名な中国では、都市部では300-500なんて場所もちらほらありました。写真の下にリンクを載せておきますので、ご興味のある方は覗いてみても良いかと思います。世界各地の状況が把握できます。

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写真は”リアルタイム気質指数ビジュアルマップ”2016年5月3日現在のものを切り取って使用しています。

6. 年中暑い。

暑いのが嫌いな人にとっては地獄です。太っていると熱が体内から逃げづらく、大量の汗をかく事になります。冷房のガンガンついているところに入っても、脂肪の断熱効果でなかなか体温が下がりません。寒いところに有利な体格かと考えられます。

7. 日本語通じない。

これは外国なので仕方ない事ですが、外国語を習得するつもりが全くない人などは特にストレスがたまるでしょう。またタイ語も英語も発音悪いと”ハァ?”と小馬鹿にされた感じで聞き返される事があります。この”ハァ?”っていうのは日本人にとって非常にきつく聞こえるためいろいろなブログで日本人がこれについて書いています。疲れている時に、これで返事をされると心を折られかねないという危険なカウンターです。

感想

上記、仕事探しも将来の不安も、結局それを把握しておいて対策を打てばさして大きなデメリットではないかと思います。ちなみに5番の大気汚染については、バンコクの方が日本より大気汚染がひどいはずと思い込んでましたが、調べてみるとそうでもない事が意外でした。という事で打ち消しの線を書いておきます。

追伸

明日は”まとめ”として”タイバンコク現地採用のすすめ”を書いてみたいと思います。

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