2018年10月現在、日本人がタイに入国するとビザがなくても30日の滞在ができます。
これはタイ入国の際にパスポートにハンコが押されるので、それで確認できるのですが、この30日の滞在許可を、タイ国内で手続きするとさらに30日延長できるということをご存知でしょうか。
ただし、この延長は1回の入国につき1回しかできません。要するにビザなしでタイに入国すると合計最大60日滞在できるということになります。
あの観光VISAも30日の延長ができますが、書類と手続きが少し違い、少し余計に時間がかかります。
事前準備
きちんと準備しておけば余計な出費も防げ、時間も短縮できます。
必要な物(現地調達不可)
2. お金:1,900バーツ(ATMや銀行は庁舎内にあります)
必要な物(現地調達可能)
2. 写真4X6cm:1枚(総合庁舎内に写真屋さんあり)
3. パスポートのコピー:顔写真とタイ入国スタンプのあるページ各1枚(庁舎内にコピー屋さんあり)
5. のり:スティックのりがあると写真が綺麗に貼れるのであると便利です。
4. 青色ボールペン:黒ではなく青が必要です。
申請用紙のダウンロード
滞在延長の申請用紙はイミグレーションのウェブサイトよりダウンロードできます。イミグレで記入せずとも自宅や宿泊先で記入しておけば現地で書く必要もありません。
ただし、ダウンロードページにはタイ語の記入しかありません。
下記ダウンロードページからこの文言を探してください。
คำขออนุญาตเพื่ออยู่ในราชอาณาจักรเป็นการชั่วคราวต่อไป (ตม. ๗)
2020年2月現在は14番目にありました。
バンコク内での印刷
私の場合印刷はアマリンプラザの「JCBラウンジ」(JCBカードが必要)、もしくはセントラルワールドの「イオンラウンジ」(イオンカード、ゴールド以上が必要)で行います。5枚までなら無料で印刷できます。
滞在延長の方法
バンコク市内でで手続きするなら、ジェーンワタナという地区にある総合庁舎(Government Complex)にある入国管理局(イミグレーション)で手続きするのが便利です。
1. 総合庁舎までの行く
おすすめは戦勝記念塔ロータリーから発着する166番バス。もしくはBTSモーチットからタクシーです。総合庁舎内は広大でたくさんのビルがあります。イミグレがあるのはビルディングBです。
詳しくはこちらの記事が参考になります↓
ビルディングAも同様に逆三角形の同じような形なので間違えないようにしましょう。
2. 入国管理局に行く。
総合庁舎ビルディングB内にある入国管理局(イミグレーション)へ行きます。
3. 申請書類に記入する
入国管理局(写真右)に入ったらすぐに、係の人に「Stay Extension」と言って書類をもらいましょう。
書類はこんな感じで、両面あります。フォームは2018年に新しくなり写真のサイズが4X6cmに変わりました。
↑クリックすると拡大します。
写真とパスポートのコピーの用意
入国管理局の手前に下に降りるエスカレーターがありますので、降りたらコピー屋さんや写真屋さんへの勧誘の看板があちこちに見つけられるので適当にお店に入りましょう。
このあたりの店でボッタくられたという話は聞きません。
なおコピーした紙にはどこでも良いのでパスポートに書いてある自分のサインをしておきます。
番号札をもらう前にこれらを用意するかどうかは到着時間によります。10時以降に到着しているのであれば番号札を先に貰ってから用意したほうが良いでしょう。
4. 番号札をもらう
受付開始時間8時半に到着したのでないならば、書類をもらったら書類への記入はせずに奥の部屋に進み番号札をもらいましょう。
念のため番号札に書いてある番号と電光掲示板の番号を確認してざっくりどれくらい待つ事になるのか見ておくことをお勧めします。
番号札をもらってからかなり待たないといけないので、この待ち時間に書類を記入したほうが良いです。
2018年10月16日に滞在延長の申請をした際は9時半に番号札をもらって11時に受付が開始できました。要するに1時間半待たされたという事です。
この待ち時間で書類をゆっくり書いて、あとは携帯でインターネットをして時間をつぶしました。
午前中でも遅めの時間や午後に入国管理局に到着すると受付開始が夕方とかになる事もあるのでできるだけ早い時間に入国管理局に到着するようにしましょう。
5. 滞在延長の申請
2. パスポートコピー
3. 申請書類
4. 申請料金1,900バーツ
5. 番号札
をもってブースに入ります。
書類に不備がないかだけ確認されてお金を払って、ブースの外で待ちます。
今度はブースの前に係員が出てきて名前を呼んでくるので、ここでパスポートと領収書そして(もしあればお釣り)をもらいます。
パスポートに新しいスタンプが押してあり、きちんと30日延長されているか確認して終了です。
↑元々の入国での滞在期限は2018年10月17日まで。その下に赤色で2018年11月16日までの滞在期限のスタンプ。
その下には手続き日2018年10月16日のスタンプが押されているのが分かります。
受付場所と時間
バンコクであれば、VISA延長ができるところはジェーンワタナのイミグレがもっとも近い場所です。
受付時間は 08.30 – 12.00 と 13.00 -16.30 です。12:00-13:00はお昼休みです。
↑ 入国管理局(イミグレ)のあるビルディングBの外観(写真左)と館内の見取り図(初心右)
まとめ
VISAなしでも滞在延長できるので、VISAなし入国でも
「VISAなし入国30日+滞在延長30日=合計60日」
の滞在が可能です。
タイで現地採用の就職活動や長期旅行をする際は知っておいて損はないでしょう。
入国管理局まで行くのは面倒に感じますが、特に審査もないのでオーバーステイにならないよう、きちんと滞在延長をしましょう。
以上「「ビザなし」バンコクの総合庁舎で30日の滞在延長してきた。滞在延長の方法解説。」でした。
コメント