2020年4月7日財務省กระทรวงการคลังのウッタマ大臣が会見を行い、政府による新型コロナ保護救援政策第3段 มาตราการดูแลและเยียวยา โควิด19 ระยะที่3 の詳細を説明しました。
予算額は総額1.9兆B(約6.3兆円)となります。
この1.9兆バーツは大きく分けて、4つの支援に当てられます。
1.財務省による6か月間の一時金支給及び、農業従事者、公衆衛生への支出 6000億バーツ
2.経済復興への支出 4000億バーツ
3.中小企業の支援 5000億バーツ。
タイ銀行が中小企業向けにソフトローン、つまり非常に条件の緩い貸付を行います。
規模5億バーツ以下の企業に金利2%で貸付
商業銀行は規模1億バーツ以下の企業に対して、
借り入れ元本と金利両方の返済を最大6か月免除。
4.金融安定のための支出 4000億バーツ。
BSFกองทุนเสริมสภาพคล่องตลาดตราสารหนี้ภาคเอกชน (Corporate Bond Stabilization Fund: BSF)
となります。
2020年度のタイの国家予算は3.2兆バーツが歳出上限なので、
今回の政策の予算1.9兆バーツというのは、ざっくり国家予算の6割という巨額の支出になります。
2020年4月30日、経済復興予算4000億バーツについての会議が行われおります。(5月1日16.35 3チャンネル)
これは先月4月7日に発表された、予算総額1.9兆Bに含まれていた、4つの政策の内の1つです。これについてソムキット副首相が会見を行っています。
この予算は、雇用を生み、利益を生む、地域の発展に貢献する仕事に対して使われ、例えば農業の発展や、観光業の発展、ロジスティック、デジタル、デリバリー等、幅広いプロジェクトの補助を行っていくとしています。
今後は各省庁より、基準に合うプロジェクトの提案が5月の中旬まで行われ、6月には承認を始め、10月までには何かしらの効果が出るものと予測しています。
ひとこと
どういうプロジェクトに投資していくのか。興味深いです。
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