感染者数の情報は昨日7月3日、22時57分のニュースになります。
これはタイ疾病管理局กรมควบคุมโรคの発表している、昨日3日13時時点の情報と同じ数字になっています。
タイ国内の累計感染者数は3,179名から新規感染者が1名みつかりかり3180名となりました。
新規感染者1名はバーレーンから6月28日に帰国した女性24歳で7月1日の検査で感染が発覚しています。
このため昨日7月3日で39日間連続、タイ国内での感染者が、みつかっていないという事になります。
全感染者3180名の内訳は、
- 治療中が56名、前日比-1名
- 回復者数累計が3066名 、前日比+7名
- 死亡者数累計が58名、前日比+0名
となりました。
次に、日本の感染状況について昨日7月3日0時時点の毎日新聞の情報を紹介します。
- 感染者数累計は18,737名、前日比+192名
- 退院者数累計は16,654名、前日比+91名
- 死亡者数累計は975名、前日比+1名
なお、こちら集計は横浜港でのクルーズ船での感染者は含みません。
新型コロナ関連のニュース
1 トラベルバブルまでの予定案を公開
こちらは3チャンネルではなく昨日11時頃行われた新型コロナ状況管理センターの定例会見のライブ映像からの紹介です。
新型コロナ状況管理センターศบคのスポークスマン、タウィーシン医師の発表です。
外国人の受け入れに関しては3つのフェーズを検討しているとしています。
フェーズ1はMedical and Wellness Programと称しており7月1日より開始。
タイで医療を受けたいとしている外国人を対象にしています。
現在ミャンマーから478人、カンボジアから477人、UAEから223人、オマーンから187人など合計17カ国1700人がタイへの医療目的での渡航を希望して登録をしています。
条件としてはこのプログラムに参加する62の市立病院で14日以上の治療を受ける事、及びタイへの入国は空路での入国のみに限定するとしています。
14日経過以降はタイ国内で自由に移動できるようになります。
フェーズ2はการท่องเที่ยวสุขภาพดีวิถีใหม่、と称しており直訳すると「新しい方法の健康旅行」というような意味になります。
これは8月1日から開始で、例えば指定の病院で鼻の整形手術を受け、その後14日間病院に留まる事で隔離が終わったとみなしタイ国内の移動が自由になるという物です。
フェーズ3はTravel Bubbleでフェーズ1とフェーズ2に問題が無ければ9月1日からとしています。
ただしTravel Bubbleのトラベルとは観光旅行の事ではなく、長距離での移動という意味のため、これがすぐに観光客の受け入れを意味するわけでなく、まずは特定のグループを対象に移動を認めるものだとしています。
この他、7月1日に発表した労働許可証を持つ者やその家族など、14日間自己負担で隔離措置の条件で入国を許可する11のグループについて補足説明をしています。
SNSでは、この11グループに観光客が含まれていると誤解している投稿も見受けられるが観光客は含まれないので注意するようにとしています。
こちら新型コロナ状況管理センターの定例会見はタイ政府が出資している放送局ThaiPBS等のユーチューブからみる事ができます。
昨日放送分の動画へのリンクを念のため概要欄に添付しておきますので、ご興味ある方はご覧ください。
2 スワンナプーム空港に検査室を新設
昨日1625 https://youtu.be/dzD3HLK5uAY
スワンナプーム空港の責任者ผู้อำนวยการのスティワット空軍中佐の発表です。
スワンナプーム空港は外国人の入国時に新型コロナのPCR検査を行うための部屋を新設しました。
この部屋にはバムルンラード・ナラードゥーン病院からの医師が常駐しPCR検査の検査機14台を導入しています。
検査の所要時間90分。
精度は95%。
1時間に28人から最大80人、1日最大200人まで検査可能であると発表しています。
今後は設置台数を増やし、他の国際空港にも設置していくとしています。
今後、空港に到着する政府関係者以外のすべての外国人は3000バーツを自己負担して、この施設で新型コロナの感染検査を受ける必要があります。
また、今後出て来る、日本や中国本土、韓国、シンガポール、香港などからのビジネス目的で渡航で、14日間の隔離措置を伴わない渡航者に対しては、保健省の職員が同行し、体調管理と、公共の施設への出入りがないかの監視を行うとしています。
3 国内観光振興策の登録日程発表
昨日1623 https://youtu.be/tfZgDnuJED0
タイ国政府観光庁のユティサック長官による発表です。
政府による一般向けの観光振興策เราที่ยวด้วยกันの登録について、ホテルや飲食店などサービス提供側は7月1日よりすでに登録が開始されていますが、サービス利用者は7月15日の朝6時から登録が可能になるという事です。
この振興策は宿泊料を40%割り引きもしくは最大3000バーツ割引、飲食店などで使える1日600バーツのEバウチャーの配布、航空券が40%割引もしくは最大1000バーツ引きになるという物になっています。
また、新型コロナ感染拡大に対応した医療従事者อสม. อสส. รพ.ศต.向けの観光振興策กำลังใจは一般向けの観光振興策とは登録するウェブサイトが異なりเที่ยวปั่นสุข.comでの登録となります。
7月10日よりツアー会社向けの登録が開始され、サービスを利用する医療従事者向けの登録開始は7月25日から、対象となる旅行は7月30日からの旅程になるという事です。
こちらは研修旅行という名目での旅行となり、1泊2日で一人当たり2000バーツの旅費の補助が出ます。
なおラワロン局長はこれらの2つの観光振興策は20歳以上のタイ人で国民IDカードと携帯電話を持っている方が対象となり、振興策に登録し利用するのためにはオンライン決済できる銀行のアプリが必要になるので準備しておく必要があるとしています。
こちら、元々、観光振興策はกำลังใจ เราไปเที่ยวกัน เที่ยวปั่นสุขという3つでしたが、どうやら一般向けの2つは統合されてไปเที่ยวด้วยกันという名前になったようです。
その他
1 雨ごいロケット発射で逮捕
今朝0603 https://youtu.be/GO9uKn8igRI
先日7月1日にスリン県のサムロンタープ郡で、雨ごいのための4本のロケットを無許可で発射したとして、非常事態令違反でロケット発射の関係者が逮捕されています。
ロケット発射には多くの人が集まっており、これは集会にあたり、またその際ギャンブルも行われたのでないかと見られています。
このロケット発射の様子は動画で撮影されていることから、この動画が証拠となっています。
この他この騒動でサムロンタープ郡の警察署長等が取り締まりを怠ったとして降格処分を受けています。
こちら3mくらいある結構立派なロケットで、ニュース内でロケットが打ち上げられる様子も放映されています。
概要欄にリンクを貼っておきますのでご興味ある方は是非ご覧ください。
2 スクサパンの解雇対象者に一時金追加
昨日2303 3miti
教科書など教育関連商品販売で有名なศึกษาภัณฑ์、つまり教育従事者及び教師の安全・福利厚生推進事務局สกสคが職員961名を8月1付けで解雇すると発表した件についての続報です。
昨日7月3日行われた役員会議で解雇対象者一人当たり追加で10万バーツ(約34万円)支払うと決定しました。
これは解雇対象者の経済的負担を減らすための措置だとしています。
これにより解雇対象者には最終出社日の7月31日までに法律に基づいた解雇保証金と、今回の一時金を合わせた額支払われます。
この総額は1,250MB、約43億円になるという事です。
3 来年度予算第1回審議終了
今朝0616 https://youtu.be/GO9uKn8igRI
昨日7月3日、来年2021年度予算についての第1回国会審議で予算案3.3兆バーツ約11兆円が、賛成274反対200で可決されました。
また、この予算案の内容精査のため、72名で構成される特別委員会が設立され、今後60日で精査を行い、第2回第3回の予算審議は9月28日までに行われるという事です。
4 この連休は東部で雨多い
今朝0610 https://youtu.be/GO9uKn8igRI
気象局กรมอุตุนิยมวิทยาの発表です。
今日もモンスーンの影響で全国的に雨が多くなっています。
今日は
- 北部、東北部、東部は地域の70%に雨
- 中部と南部は地域の40%に雨
となっています。
また週間予報によるとこの4連休は
- 東部では地域の60-70%に雨
- それ以外の全てのそれぞれの地方で、地域の40-60%に雨となっており、
雨が多い、あいにくの天気になるという事です。
5 株と為替と金の値動き
昨日1622 https://youtu.be/tfZgDnuJED0
昨日3日金曜日、タイの株式市場取引終了約10分前の状況はSET指数が1371.49で、前日比-2.64、出来高は65,300MB(約2255億円)でした。
出来高上位5銘柄はSTGT、STA、GULF、SUPER、PTTとなっています。
出来高1位のSTGTは7月1日に新規公開されたばかりの株価67.75となり前日比+12%となっており昨日に引き続き大きく値を上げています。
このSTGTですが、正式名称はSri Trang Gloves (Thailand) PUBLIC COMPANY LIMITEDとなっており、筆頭株主はSRI TRANG AGRO-INDUSTRY PUBLIC COMPANY LIMITEDで50.75%です。
事業内容は医療用ゴム手袋の製造販売で、タイ国内に3か所の工場を持ち年間約330億枚のゴム手袋を生産。
タイ国内での販売の他、95カ国以上に輸出をしています。創業は1989年で、天然ゴムの製造から販売までを行うSRI TRANGグループの企業になります。
為替は、1円0.2905バーツつまり、1万円は2,905バーツで、1バーツは3.44円です。
USドルは1ドル31.11バーツつまり、100ドルは3,111バーツで、1バーツは3.22セントとなっています。
金の売買は、最も一般的に取り扱われている、金96.5%含有の装飾品ทองรูปพรรณで、金1バーツ(15.2g)あたりの買値が25,574バーツ(約88,331円)、売値が26,650バーツ(約92,047円)となっています。
コメント