今日ご紹介するニュースは全12件です。
1 タイ国内の新型コロナ感染状況
こちら、昨日8月3日午前に新型コロナ状況管理センターศบคから発表された情報です。
タイ国内の新規感染者は18,901人で、累計感染者数は652,185人になりました。
新規感染者18,901人の内訳は、国内での積極的検査での感染確認が2,975人、
刑務所及び拘置所で確認された感染者が743人、
それ以外のタイ国内での感染確認が15,176人、
タイ国外での感染で、タイ入国直後に政府指定の隔離移設又は病院に移送された方が11人
ミャンマーから不法入国したミャンマー国籍所持者が4人、不法帰国したタイ国籍所持者が2人でした。
今回新規感染者の多い5つの県は、バンコク3,566人、サムットプラカーン1,361人、チョンブリ1,359人、サムットサコーン1,282人、ノンタブリ565人、でした。
次に、感染者の状況について、感染から新たに回復者したのは18,590人で、回復者数累計は437,831人になりました。
治療中は164人増え、209,039人になりました。
治療中の内訳は、
重病患者が4,893人(前日比+125人)
内、人工呼吸器の使用は1,046人(前日比+18人)
病院で治療中は72,728人(前日比-2,977人)
仮設病院や自宅隔離等で治療中は136,311人(前日比+3,141人)
でした。
次に、感染による死亡に関して、新規死亡者は147人で死亡者数累計は5,315人になりました。
新規死亡者の性別は、男性94人、女性84人。年齢は17歳から94歳で中央値は66歳。
国籍はタイ171人、ミャンマー5人、中国2人。
感染の結果が出てから死亡までの日数の中央値は7日
県別の死亡者数は、死亡者が多い順に、バンコク68人、サムットプラカーン23人、ナコンラチャシーマー10人、パトゥムタニー9人、サムットサコーン8人、等でした。
これらは昨日8月3日の政府発表ですが
最新の今日8月4日の発表は、新規感染者は20,200人で新規死亡者は188人でした。
この新規感染者数と死亡者数は、1日の感染者数として過去最多です。
詳細はまた明日ご紹介します 。
2 タイのワクチン接種状況と目標までの進捗 0713
昨日8月3日午前、新型コロナ状況管理センターの発表した、8月2日18時時点のワクチン接種状況です。
今回、新たに1回目の接種を受けたのは252,390人で、2回目の接種を受けたのは79,909人。
1日の合計ワクチン接種332,299ドーズ。
これまでの累計ワクチン使用数は18,198,825ドーズになりました。
タイ政府は今年中に1億ドーズのワクチン接種を目標にしており、これを達成するには
残り151日で1日あたり541,730ドーズの接種を行う必要があります。
またプラユット首相は10月14日までに5,000万人に1回目のワクチン接種を行う事で
国全体で隔離なしの外国人観光客の受け入れを行うと発表していました。
このワクチン接種目標に対する進捗は28.41%で、これを達成するには残り72日で1日あたり497,119ドーズのワクチンを接種する必要があります。
3 訂正:レッドラインの開通について
https://www.matichon.co.th/economy/news_2862620
昨日のニュース紹介動画で、8月2日タイ国鉄SRTのレッドラインがソフトオープニングし、11月末までの4カ月間無料で利用できるという紹介をしました。
しかしこちらの内容が間違えていたので訂正します。
昨日はバンスー・ラクシー間、及び、バンスー・タリンチャン間が開通したと紹介しましたが、
開通したのはバンスー・ラクシー線、及び、バンスー・タリンチャン線で、バンスー・ラクシー線について言うと開通したのはバンスーからランシットまでのため、ドンムアン駅も既に開通しています。これでドンムアン空港駅までのアクセスが非常に便利になりました。特にタイに慣れていない人タクシーを余り使いたくないという人もいるしょうからそういう人には非常にうれしい改善かともいます。
4 全ての病院でラピッドテストを実施 0746
https://youtu.be/oHrwihEC0-M?t=374
昨日8月3日、医療局のソムサック医師は全ての病院においてラピッドアンチジェンテストキットを使った検査を行うと発表しました。
そして、これらラピッドテストは擬陽性の確率が3から5%あるため、このテストで陽性になった人はผู้ติดเชื้อเข้าข่ายと呼ぶとしています。
これは網にかかった感染者、規定の範囲に入った感染者、というような意味の言葉になります。
これらのテストで陽性になった方には、ファビピラビル錠が処方され在宅療養ホームアイソレーションのシステムに登録されます。
しかしコミュニティアイソレーション及び病院で治療を受けるためには、PCRテストで陽性になる必要があります。
なお、現在、在宅治療はバンコク及びその周辺のみ認められており、これについての問い合わせは、局番なしの1330で、その後14を押す。
またバンコク50区、全ての区にそれぞれ連絡先を新たに新設したと番号を発表しました。
これらの番号についてニュース内で紹介されているので概要欄に元のニュースへのリンクを添付しておきます。興味がある方はご覧ください。
5 ショッピングセンター内の飲食店の持ち帰りを再度検討 0617
昨日8月3日からショッピングセンター内の飲食店のキッチンが使用可能になり、ショッピングセンター内の飲食店はデリバリーでの販売が許可されるようになりました。
しかし一般の人が、これらの店舗に出向き持ち帰りする事は依然禁止されています。
これについて昨日は保健省のスワンチャイ医師が、一般の人も支払いをオンラインにして、飲食店にそれを取りに行くだけなら問題ないという発言を行いました。しかし、その後、国家安全保障議会事務局及び新型コロナ状況管理センターのナタポン代表は、現在まだ一般の人が持ち帰りする事は許可していないと発表しました。なお、これらについて今日8月4日再度、新型コロナ状況管理センターで会議を行い検討をすると説明しています。
6 ダークレッドゾーンの社会保険加入者への援助を追加 0607 0611
ダークレッドゾーン13県について社会保険に加入する9業種の被雇用者及び雇用者の補償について、昨日8月3日よりダークレッドゾーンに16県が追加されたことで、これらの県も補償の対象になりました。
これにより以前よりダークレッドゾーンだった13県への補償は7月と8月の2カ月間になりました。新規16県は8月の1か月のみの補償です。
この追加補償のための政府の予算は600億バーツです。
また、今回新たに、社会保険法40条に規定される社会保険への加入ができない65歳以上のタクシー及びバイクタクシーの運転手について内閣が補償を承認しました。
こちら補償内容は以前と変更がないという事ですが、簡単に説明しておきます、
社会保険33条の加入者には給与の50%及び追加で2500バーツ、ただし合計が1万バーツを限度とする額を給付。
雇用者側には被雇用者、1人当たり3000バーツを給付、ただし200人を限度とする。
39条と40条の加入者には1人5000バーツを給付です。
詳細は概要欄に過去のニュース原稿へのリンクを添付しておきますので、興味がある方はご覧ください。
7 ダークレッドゾーンの就学児童と教育施設への援助を決定 0614
https://youtu.be/n5eXlcqOhWQ?t=339
内閣は、ダークレッドゾーンの29県において公立私立含め全ての児童約1090万人に対して
授業料の補助として1人2,000バーツの援助を行うと閣議決定しました。
予算は約220億バーツです。
またダークレッドゾーンの教育施設合計約34,000カ所、
公立約3万か所、私立約4千カ所には1万バーツを超えない補助を行います。
予算は9440億バーツです。
8 イギリスの寄付ワクチンがタイに到着 0718
昨日8月3日、21時頃スワンナプーム空港にイギリス政府の寄付したアストラゼネカ製ワクチン415,000ドーズが到着しました。疾病管理局の副局長ソーポン医師等がワクチン到着を出迎えました。
9 昨日夜、ラマ3で火事 0647
昨夜深夜24時頃ラマ3世通りソイ77にある密集集落で火事がありました。
この集落には木造家屋約100棟があり、この火事により少なくとも木造家屋10棟が被害を受けました。
消防車10台及びボランティア消防団の車両40台が消火を行い約30分で消火しました。
幸いけが人は報告されていません。
10 日本政府がタイの支援を閣議決定
こちら新たに日本大使館のウェブサイトに投稿された内容です。
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/pr2021_19.html
昨日8月3日、日本政府は、タイにおける新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて、約180万ドル、約1.95億円の緊急無償資金協力を実施し、国連プロジェクトサービス機関を通じて、コロナ患者のための酸素濃縮器775台を供与することを決定しました。
11 在大阪タイ総領事館が受付時間変更
こちら新たに在大阪タイ総領事館のウェブサイトに投稿された内容です。
http://www.thaiconsulate.jp/files/user/pdf/consularJP0803.pdf
大阪府の緊急事態宣言中に来館される方の感染リスクを減らすため、
領事部によるサービス提供及び窓口業務時間変更します。
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