先月、東京観光の際に、初めてカプセルホテルを利用してみました。今月は広島を観光としまなみ海道に行こうとも思っているので、その際にたぶん利用する事になりそうです。こんにちは、バンコク在住ですが、一時帰国中のダイ(@daijirok-jp)です。
という事で初めて利用する際にまとめたメモをもとに、カプセルホテルについてまとめてみました。
ちなみに、実際に私がカプセルホテルに初めて宿泊した時の話は以下です。ただの日記ですが、宜しければご覧ください。
⚫東京上野でカプセルホテル「ダンディ」のスタンダードとデラックスカプセルを連泊した時の話:第1話、第2話、第3話
カプセルホテルとは
主に日本で見られる宿泊施設の形態の一つでカプセル(大きな箱型)内にある簡易ベッドを提供する宿泊施設。多くは2つのカプセルを縦に配置して2階建となったものが1つのフロアに整然と並んでいる。
カプセルの大きさは施設によって違うが通常、長さ200cm幅90cm高さ110cm程で、カプセル内で座る事は出来ても立つ事は出来ない。
歴史
カプセルホテルは1979年に大阪市梅田に初めて開業したと言われています。日本初のカプセルホテルは現在も営業中ですので、もし大阪に行く機会があれば、日本初のカプセルホテルに行ってきたという事で話のネタにできるかもしれません。公式サイトにも、この事が大々的に謳われています。
世界で最も初めにオープンしたカプセルホテル:カプセルイン大阪
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開業以来、宿泊料の安さや利便性が話題を呼び全国に広まり、サウナ等に併設されたり、大都市の繁華街とりわけ大きな駅の近くにカプセルホテルがオープンしていきました。
近年では女性専用のカプセルや凝った内装のカプセルホテル、施設内にフィットネスジムを備えたもの、また通常より大きなカプセルでカプセル内に椅子や机があるキャビンタイプと呼ばれるカプセルホテルと呼んでいいのか、はばかられるような施設がオープンしています。
⚫大阪道頓堀にあるフィットネスジム併設のお洒落なカプセルホテル:ニュージャパンカプセルホテル「カバーナ」
他のカプセルホテルより少し高めで相場は5,000円くらいからです。
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⚫成田空港内にあるお洒落なカプセルホテル:ナインアワーズ成田空港
空港にある割には安く相場は4,000円くらいからです。
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また、近年ではクアラルンプール国際空港のLCCターミナルやタイのスワンナプーム国際空港等、海外でもカプセルホテルがオープンしている。ちなみにタイ・スワンナプーム空港内のカプセルホテルはタイの相場に比べて値段が高すぎるという事で、タイ人の間ではあまり好評では無い模様です。
⚫タイ・スワンナプーム空港内のお洒落なカプセルホテル:boxtel (ボクステル)
相場は4時間で3,000円 、8時間だと6,000円くらいからです。
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価格
少ない面積で多くの人を収容できる事から一般的に通常のホテルより安価な価格設定になっています。日本の場合1泊1名2,000-3,000円位のホテルが多いです。
施設・設備
大きな空間の中に2段に積まれた大きな箱(カプセル)の中にに布団が敷いてあります。カプセル内には寝具のほか照明、換気扇、テレビ、ラジオ、目覚まし時計、携帯充電用のプラグ、等が設置されており寝ころんだまま快適に過ごせるように設計されています。なお近年では無料でワイファイが使える施設がほとんどです。
カプセルの入り口はカーテン等で遮光できるが錠がないため別途鍵のかかるロッカーが用意されています。もともとスーツケース等で大量の荷物を持つ旅行者が宿泊する事を想定していないため、特に古い施設はロッカーが小さい事が多いです。そして、遮音性は期待できないため、カプセル内でも、他のカプセルからのいびきや通路を歩く人の足音、他のカプセルからの目覚まし時計等が聞こえます。
客室がカプセルとなるため、浴室やトイレは共同となります。また休憩室と呼ばれる大きなスペースにテレビや布団が用意してある事も多いです。
その他、カプセルへの宿泊ではなく、大広間にいくつもの布団が敷いてある休憩室で仮眠を取っていくという方もいるため休憩室が用意されているところが多くあります。もちろんプライベートな空間はありませんが、その分料金が安くなります。
顧客の傾向
一般的なホテルよりも価格が安価なため、ビジネスマンや個人旅行の若い学生・社会人が節約の目的で利用する事が多く、また予約なしでの飛び込み利用ができるため終電に間に合わなかったり、泥酔したサラリーマンが利用する事も多いです。近年では海外からの観光客が興味本位や節約のために宿泊するケースも多いようです。
また、以前は男性専用の施設しかなところ、2012年頃から女性対応の施設も出てきており、客層は広がっているようです。
参考にさせていただいたサイト
カプセルホテル選びの参考にさせてもらったサイト。
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