1.9MMB(約64兆円)の借入を行うための勅令に関する国会は昨日5月27日は初日となりました。
この中でプラユット首相は この勅令を退けることはできない。
なぜなら政府は新型コロナで受けた経済的ダメージを早急に回復させる必要があるからとしています。
また法律にしたがい政府の借入総額はGDPの60%以下に収まると説明しており、政府はこの借り入れを返済することができると答弁しています。
野党、タイ貢献党พรรคเพื่อไทยの アピパイ議員からは政府は新型コロナの感染拡大を封じ込めることはできたが経済的ダメージは甚大だ。
お金が公正に使用されたか確認する必要がある、政府の政策は裕福層に対して有利なものばかりで貧困層への救済が不十分である。
次回の選挙のことばかり考えず困窮している人のことも考えてほしいと発表しています
野党、前進党พรรคก้าวไกลのウィロート議員は、本当にタイは勝利したのか?もし本当にタイ国民が勝利したのであればどうして国民が財務省の前に集まり早朝から列を成す必要があるのか、などと給付金の対応の遅さを批判しました 。
これに対し財務省のウッタマ大臣は、確かに給付金の支給が遅かった部分はある。
これは法律に従った給付を行わなければいけなかったためで、また例を挙げるならばフリーランスへの給付金は元々給付に利用するデータがなかったため新たに申請をしてもらうという方法になり
時間がかかってしまった。
今回タイで初めて給付金の支給を行なったので、これに対する批判や検討事項は真摯に受け止め今後に活かしたいと答弁しています。
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