昨日寝台列車に乗ってタイのバンコクからラオスのビエンチャンにやってきました。
こんにちはバンコク在住のダイ(@daijirok-jp)です。
正確にはタイのバンコクからタイのノンカ ーイ(NongKhai)まで行き、そこからバスやソンテウ(バイクの後ろに荷台をつけたような乗り物)でラオスのビエンチャンにやってきたという事になります。
今回改めて寝台列車の良さを再認識したので、バンコク→ノンカーイの寝台列車についてレビューします。
前提
本レビューは、寝台特急の2等寝台エアコン付きについてです。チケット購入の際、外国人は何も言わないと自動的にこのクラスのチケットを購入という事になります。
タイ国鉄のリンクも念のため記載しておきます。
タイ国鉄:http://www.railway.co.th/
寝台特急の料金と時間
バンコク発ノンカーイ行き
- 料金:下段758バーツ、上段688バーツ
- 予定時刻:バンコク発20:00 ノンカーイ着06:45
ノンカーイ発バンコク行き:
- 料金:下段758バーツ、上段688バーツ
- 予定時刻:ノンカーイ発07:10 バンコク着06:00
利点
- 寝台列車の寝台は結構広く175cmの私が足を伸ばしても全然余裕がある。(たぶん190cmくらいまでならまっすぐ横になれると思います。)
- 寝台列車は寝転んでPC作業もできる。ノートPCをベットの上に置いてうつ伏せでも作業できます。
- カーテンがあって、それなりにプライベートな空間がある。
- エアコンが効いてて少し寒いくらい。だけれどきちんとタオルケット完備。
- たぶん日本製の古い車両なので感慨に耽る事ができます。
- 風景と旅情が楽しめます。(深夜特急の世界です)
- ちょっと古くて清潔感には欠けるけれどトイレと洗面所にいつでも気兼ねなく行ける。
- だいたい時間通り
- ビザ取りにも最適な時間設定。ノンカイ駅に到着して、そのままラオスのタイ領事館に行っても当日午前中のビザ申請(11:30までに申請を全て終える事)に十分間に合う。
なんでわざわざ寝台列車を選ぶのか?
個人的には快適そのものなんです。 寝転んでパソコンもできるし、窓は風景が流れてて、ガタガタ電車の走る音がきこえる。後、朝起きたらちょうど到着してるしね。#タイの電車 pic.twitter.com/FSk2e2D8ow— だい@バンコク在住 (@daijirok_jp) September 25, 2016
欠点
- 電車なのでガタンゴトンとうるさいのが気になる人にはしんどい。
- 独特の機械油の匂いがする。
- 他の移動手段と比べてもそんなに安くはない。
- チケットは前もってタイの電車の駅で購入しておく必要があり、インターネットで正規に購入できない。(インターネットで旅行代理店に手数料を払って、代行して購入してもらうというのはあります。)
- 日程が迫っている場合は売り切れている事がある。特に下段。
お勧め事項・注意点
- 電源プラグはあるが、一つの車両に3箇所くらいしかなく占有はできない。フル充電したモバイルバッテリー持参をお勧めします。
- 電車に乗り込むと早々に寝台のセッテイングが始まります。また、到着前に寝台の収納が始まります。埃が舞うのでマスクはあったほうが良いでしょう。
- 時々いびきのうるさい人がいるので耳栓はあったほうがいいです。ただし電車の音にかき消されてそれほどうるさく感じないかもしれません。
- 外国人は何も言わないと2等寝台エアコン付きになります。より安いエアコンなしや3等の席が希望の場合は、購入の際にきちんとその旨を伝える必要がります。
- チケットを忘れると乗れません。車掌さんが切符確認にきます。
寝台の上段と下段の違い
お金に余裕があるならスペースの広い下段の方がお勧めです。また下段の方が先にチケットが売り切れます。
下段
- 窓があるので風景も楽しめます。ただし窓は開きません。
- 頭側足側にちょっとした棚を作る事ができます。
- 荷物を引っ掛ける鉄製のフックが頭側脚側両方にあります。
上段
- 窓がありません。
- 足元にのみ荷物を引っ掛けるフックがあります。
- 頭側には小さなポケットと読書灯がありま。読書灯は電気がつかない事も多いです。
- 上り下りが面倒です。
まとめ
バンコク⇆ノンカーイ間は寝台列車の他に、
- 大型のツアーバスでモーチットからノンカーイまで
- 飛行機でウドンタニーにいってそこからバスでノンカーイまで、
- 小型のバンでバンコクらかノンカーイまで
などの選択肢がありますが、寝台列車もお勧めですよ。もし良かったら使ってみてください。
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