せっかくテストを受けたので忘れないうちに2016年度のテストの内容をまとめてみました。
こんにちは、バンコク在住のダイ(@daijirok-jp)です。
昨日11月26日(土曜日)に受験したタイ語能力試験についての所感を書きます。参考になるかどうかは分かりませんが、興味のある方はご覧ください。
また試験の概要に関しては昨日の記事にまとめてあります。
読解(リーディング)
開始9時、終了9時50分。合計36問。
内容はだんだんと難しく、そして問題の文章が長くなる傾向があります。1問目などは2 ,3行の文章を見てそれに対する回答4つの選択肢から選びます。
20問目あたりから文章が長くなりはじめ、28問目はA4の紙一枚が丸々文章問題になり、多分15行か20行くらいの長文を読んで、それに対しての問題はたった2問です。それ以降も10行近くを読ませた後に1問回答させる突然進むスピードが落ちます。
私自身、そして私の友達も含めて、それなりに早く進めてたにもかかわらず30問目くらいまでしかできませんでした。それ以降はとりあえずマークシートを埋めたという感じです。
聴解(ヒアリング)
開始10時、終了10時50分。合計36問。
問題用紙には4つの選択肢が書いてあり、問題自体は音声で1回だけ流れます。その音声は問題を読んだ後、すぐに問題用紙に書いてある4つの選択肢も1回だけ読んでくれます。
去年(2015年度)は18問目から問題用紙の選択肢は突然音声なしになったそうです。
こちらも読解同様にだんだんと難しくなります。音声は一般に聞くニュースの音声よりも少し早い感じで、男性であったり女性であったり、または会話形式であったりと色々な形式がありました。
作文(ライティング)
合計2問。それぞれに導入、内容、まとめを書く事。
1問目
絵を見てそれを元に約10行の文章を作る。
ちなみに絵はこんな感じでした。
ピンクの文字は私が追記したもので実際は青色で書いたように絵が描いてあります。
真ん中にはタイ語でタイの新年と書かれており、上から右回りに、お坊さんにタンブンしている様子、仏像に水をかけている様子、お年寄りの手に水をかけている様子、お寺の前の広場で若者が水を掛け合っている様子、砂でできて仏舎利の周りに花を飾る人の様子の5つの絵が描かれていました。
私の回答
導入:タイ正月は5つの大きなイベントがある。2行
内容:それぞれのイベントについての説明。6行
まとめ:これらのイベントは昔からあるが今もこれからも続いていくだろう。2行
左の砂の城の意味が分かりませんでしたが、そういうジェーディーサーイという催しがあるそうです。
2問目
絵を見てそれを元に15行以上の文章を作る。
ちなみに絵はこんな感じでした。
左は切手が貼ってある手紙(ハガキ?)に宛先が記載されていました。右はEメールで、久しぶり元気ですか?みたいな本文が書いてありました。
私の回答
導入:私は最近では手紙よりもメールが好まれている。3行
内容:メールの利点と欠点。10行
まとめ:今後ますます手紙の需要は減りメールで済ませる事になるが、手紙はなくならないだろう。2行
と回答しました。誤字脱字や稚拙な表現は多いと思います。
昼休み
11時50分から12時45分まで
建物の1階にタイ語学校の先生が差し入れを持って来ており、タイ語学校の友人たちとテストの内容に付いて話しながら食事しました。
面接(インタビュー)
12時45分からは面接試験の説明。くじ引きで引かされ、面接の順番を決めます。1-17番があり、私は15番を引きました。一人10分の面接なので約150分(2時間半)待つという事です。
タイ語テスト。面接の順番待ち。全17番中15番を引きました。2時間待ったけどまだ30分くらい待たないといけない。😥 pic.twitter.com/NhvfXOoYQE
— だい@バンコク在住 (@daijirok_jp) November 26, 2016
結局3時間待ちました。^^;
面接は例年試験が行われる部屋のすぐ外にある広めの通路で行われて居ます。周りでも面接をしているため、他人の声が聞こえて面接官の声が非常に聞き取りづらいです。
面接では
- 自己紹介
- 健康にはどのように気をつけているか?
- 何のために今回テストを受けたか?
- 仕事はどんなことをしているか?
という事ような事を聞かれました。あとで周りに聞いたところ健康についてというのは皆聞かれたそうです。
私の回答
自己紹介は、名前を言って、日本人である事、タイには8年くらい住んでいる事を説明。
健康に関しては、週3回くらい公園を走っている事、週1、2回ヨガに行っている事。食事は3度決まった時間に。そしてお酒は飲まない。タバコは吸わない。と回答。
テストを受けた理由は、自分のタイ語のレベルを知りたかっただけ回答。
仕事に関しては、つい最近タイの国営企業の面接に通過したのでそこで働く事になりますと回答。これにはテスト関係なく興味を示したようで根掘り葉掘り聞かれました。
感想
旧テストのป.6や実用タイ語検定のように合否判定をするテストではないですし、レベル6がかなり高いところに設定してあるため、なかなかやりがいのあるテストとなっています。また来年受けてみようかと思います。
ある程度読み書きができるようになったら、タイ語学校でテスト対策講座を受講してみるのはお勧めです。同じようにタイ語を真面目に勉強している人といると思った以上にやる気が出ました。
お勧め書籍
私が初めて買ったタイ語の勉強本はこの本です。CDも付いていて、いたって真面目な良い本でしたので、初めて勉強するには良かったと思います。
この本は確か4年前くらいに購入しました。タイ語の基礎と同じような構成ですが、内容は難しくなっています。↓
ちなみにタイ文字に関してはこの本がイチオシです。ただしタイでしか手に入りません^^;↓
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