2018年9月1日に鳥取大山へ登山に行ってきました。
特にご来光を見る事は目指さず、
「朝に登山開始 → 昼ごろ山頂到着 → 昼過ぎ下山」
という日程にしました。
そこで問題なのがどこで泊まるかです。
もともとは大山バックパッカーズというドミトリーの宿に泊まる予定でした。
登山前なので一応ちゃんと横になりたいけれど、寝るだけなので安いところで良いかなという事で選びました。
ただ残念ながら満室だったため、今回は車内で仮眠(車中泊)をする事にしました。
大山の特徴
大山は鳥取県にある標高1,729mの山で中国地方の最高峰。
読み方は「だいせん」。
角盤山(かくばんざん)とも呼ばれるほか、鳥取県西部の旧国名が伯耆国(ほうきこく)であったことから伯耆大山(ほうきだいせん)、伯耆富士(ほうきふじ)とも呼ばれる。
日本百名山や日本百景にも選定され、鳥取県のシンボルの一つです。
車中泊の場所を検討
最近ではサービスエリアや道の駅での車中泊は迷惑行為という事で、テレビでもこの是非が問われています。
特に問題となっているのがエンジンかけっぱなしの車中泊。
冬はエンジンを切って毛布にくるまって暖かくして寝れば良いんですが、問題は夏ですよね。
私が行ったのも9月1日で、まだまだ暑いと思われる時期でしたので車を長時間泊めても怒られない場所をいろいろ調べてみました。
1. 大山のふもとにある駐車場
大山のふもとにはたくさんの無料駐車場があります。
大山にとってのハイシーズンは冬のスキーのシーズン(12月頃から4月頃まで)ですので、それ以外であれば無料で駐車する事ができます。
一番人気は「南光河原駐車場(台数: 58台※12/1~3/31は閉鎖)」で、下の写真の中央にある赤で囲ったところです。
理由は下記の利点があるためです。
無料で利用可能
無料のお手洗いあり
登山届のポスト、用紙とペンもあり
自動販売機も近くにあり。(モンベル大山店の横)
特にご来光を見るとあれば、夜のうち(午前1時頃)から登り始める事になるので、この駐車場が1番の候補になるでしょう。
2. サービスエリアや道の駅
こちらも人気の車中泊(仮眠休憩)ポイント。
多くの人が車中泊していて最近テレビでも、その是非が問題になってきています。
国土交通省のウェブサイト内の「道の相談室」には車中泊に対して下記のような回答をしています。
質問
「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?
回答
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
大山までの山陰道高速道路は無料区間になるので利用する方も多いと思います。
サービスエリア(SA)として道の駅がかなりたくさんありますので、休憩に利用するのも良いでしょう。
日中であれば鳥取の特産品「なし」に関する商品がたくさんあって楽しいです。
ただし山陰道にはガソリンスタンドがない事には注意しましょう。
3. コンビニ
鳥取大山に行く途中の下道には、大型トラックが10台くらい泊められるような広大な敷地を持ったコンビニがあります。
夜になると大型トラックの運転手さんはエンジンつけっぱなし仮眠しています。
コンビニ店内のお手洗いにはご自由に利用して良いと看板がかかっており、大きめのイートイン施設には電源完備です。
大山の麓や道の駅は夜になるとトイレ以外、行くところがありませんがコンビニは24時間営業のため買い出しが可能です。
車内泊/仮眠に便利なアイテム
個人的な感想です。
必須アイテム
マスク・アイマスク・耳栓
マスクはコンビニにもありますし、アイマスクは100円均一でも良いですが、耳栓だけは少し良い物にした方が良いです。
遮音性能と使いやすさ(耳栓が膨らんでくるスピードの遅さ)が全然違います。
一つあたりなら百均より安いです。
私はこのMoldex社製の耳栓のコード付きのものを愛用しています。
推奨アイテム
クッション・スリッパ・サンシェード・タオルケット
運転席や助手席で背もたれを倒して寝る場合の話です。
車用のサンシェードは防犯上スケスケタイプではなくて、外から覗かれても見えない完全遮光タイプにした方が良いでしょう。
最悪、新聞紙をガムテープで貼り付けて目隠しにするのも良いです。
私はタオルケットはこの速乾の大判タオルを代用しています。
旅行に行くときは必須で、絶対持っていきます。
結論
一番問題なさそうなのがコンビニで店員に許可をもらって仮眠を取るという方法。
という事になるのではないかと思います。
私の場合はコンビニで01:00-07:00まで仮眠しました。
軽四でしたが、それなりに準備していたので快適に寝ることができました。
またどういうわけか少し肌寒いくらいの気候だったため、エンジンもかける必要なく寝ることができました。
以上、「夏に鳥取大山へ登山に行ってきた。車中泊(仮眠)はどこが良いかという話。」でした。
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