バンコクに住む29歳女性通称แม่ปุ๊กが5月18日逮捕されています。
容疑は、寄付を集めるため子供に化学薬品を服用させていたというものです。
この女性は、病気の子供2名、4歳の娘ยิ้มと2歳の息子อิ่ม、の治療費のためにフェイスブックで、
合計30MB(約1億円)以上の寄付を集めたとされています。
こちらは昨日も紹介したニュースの続報です。
現在の捜査の焦点は
この子供たちに保険をかけていたかどうか。
容疑者の血縁者など、ほかに犯行に加わっているものがいないか
となっています。
また、新たに分かった事は、
子供の治療費は30バーツ医療制度の他、子どもを助けるための社会保険基金等、色々な制度を利用しており、実際は1,000B程
としています。
容疑者の弟が記者のインタビューに答えています。
父親も逮捕されるのではないかと危惧している。
家族はこのことを知らなかった。
両親がかわいそうだと涙ながらに語っています。
また男の子が自分の子供、要するにこの弟さんの子供ではなかったのか記者の質問に関して、彼女が居たことはあるが、自身に家族は無く子供もいないと回答しています。
容疑者の父親が記者のインタビューに答えています。
社会からひどい批判を受けているが、自分たち家族はこの件を知らなかった。
これまで話してきたことは自分が見た事だけである。
今、自分は食事もできず寝る事も出来ない。
奥さんは糖尿や高血圧で病気である。
罪は法律によって決まれば良い。
自分の娘のために、娘が返ってこれるようにできる事はすべてやる。
と語っています。
タマサート大学の医師チームの発表です。
検査の結果の全ては、食事や薬、また日常生活で手に入るような洗剤等の化学薬品で引き起こせるものではないとしています。
男の子2歳は病院として母親と接触すると体調が崩れる事を不審に思い、母親の面会をさせないようにしていたという事です。
現在男の子は社会開発・人間安全保障省が保護しています。
なお、男の子が母親の実の息子かどうかというDNA検査の結果は、今週中に出るという事です。
この医師チームの発表ですが、つまり、この容疑者が薬学部に3年いた際に得た知識を悪用して、
なにか特別に薬物を配合したのではないかという事を暗に示唆しているという事で良いかと思います。
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元になったニュースはこちら↓
https://youtu.be/ygj-fJlQOQk
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