先日タイの労働省内にある日本の外国人研修制度をサポートする機関(送り出し側の機関)で働いていたタイ語が上手な日本人と会話する機会がありましたので、その際に聞いた話をタイ人向けに書く事にしました。
こんにちは、バンコク在住のダイ(@daijirok_jp)です。
さて、それを日本語で書く事に意味があるのかという事ですが、きっとタイ人に相談されるタイ在住の方もいる事と思いますのでそれなりに意味はあるのかなと思います。
なーんちゃって、別内容の記事を書くのが面倒なのでタイ人向けに書いた記事を日本語に直しただけです。という事でだいたい同じ内容の記事がタイ語にもありますので、ご興味ある方はタイ人への説明が面倒な方は御覧ください。
大さんのブログ(タイ語版): สำหรับคนไทยที่อยากทำงานที่ญี่ปุ่น: ใช้ระบบฝึกงานที่ญี่ปุ่น
外国人研修制度
ただの労働力補完じゃないのかとか、劣悪な環境で外国人が逃げ出したとか、時々日本でも問題になる日本の外国人研修制度(ウィキペディア:外国人研修制度とは)というやつです。
この制度を問題視した本もいろいろ販売されています。
下記アマゾンへのリンクです。
外国人労働者受け入れを問う
外国人研修生 時給300円の労働者
「研修生」という名の奴隷労働―外国人労働者問題とこれからの日本
同種の内容の本もいろいろあるので、上記リンクを見ていただくと似たような本が沢山ある事をご覧になる事ができるでしょう。ご興味のある方は読んでみてください。
制度を悪用する人や企業があるのはさておき、管理団体は公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)という機構で、外国人技能実習制度・研修制度の適正かつ円滑な推進に寄与することを基本としているとの事です。正式な情報はこちらを御覧ください。
公式ウェブサイト(日本語):公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)
聞いた内容
研修に行くタイ人ですが、
という事でした。そして、
ただし、このチェックの内容や頻度等は機関によって同じではないそうです。
ちなみに知り合いが働いていたのは下記の機関です。
バンコクのディンデーンにあるタイの労働省(กระทรวงแรงงาน)の中にあるそうです。
Facebookページ(タイ語のみ):IMM JAPAN Thailand
募集は年中しているわけではなく不定期ですので、これを意図的に狙うのであれば日頃からインターネットで情報確認しておく必要があるそうです。
安い労働力の確保としか見ていない研修先も存在するようですので、強くお勧めで着るわけではないので、募集がないか常にチェックしよう!とは言えないのですが、こういう制度もあるという事のご紹介でした。
またこちらの海外に行くタイ人労働者の為の
ウェブサイト(タイ語のみ): สำนักงานบริหารแรงงานไทยไปต่างประเทศ
個人的な感想
今ではインターネットも普及しており、タイ人の場合すぐにフェイスブックですぐに拡散できますのであまりにひどい事は行われないとは思います。
ただし、技能研修という本来の制度の趣旨とは沿っていなくても、要するに新しい技術の習得が全く見込めない単純労働であったとしても、研修手当がそれなりに出ていれば、文句をいう事で割の良い仕事が続けなる事を恐れて、何も発信しない可能性は高いと思います。
私が研修をうけるタイ人なら滞在前にフェイスブックページを初めて日記感覚で投稿、いいね!を稼ぎながら帰国後は本を書くなりサイトにまとめるなりして、情報発信するのも面白そうとだと思います。
旅行や留学とはまた違った経験談が書けそうです。
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