先日タイ企業から話が来たという記事を書きましたが、この記事はその続きです。
さて履歴書ですが、タイで現地採用として就職する場合は、だいたいまず日系の人材紹介会社に履歴書を提出する事になります。
その際に提出すべきものは
日本語の履歴書と職務経歴書+英語の履歴書と職務経歴書
となります。しかも日本語の履歴書に関しては手書きの方が良いとされており、私がバンコクで人材紹介業で仕事をしていた時も、手書きで作成されている物を見る事が多かったです。ちなみに履歴書のフォームはフジスーパーなどに売ってます。
ただし、結局のところ企業側も見るところは募集要項に沿った知識や経験があるか等書かれている内容ですので、パソコンでの作成だから落とされるなんていう事はないでしょう。
指定がなければパソコンで作れば良いと思います。
ただ今回の私の場合は、日系企業でもなければ日系人材紹介会社経由でもないので日本語は必要ないため、英語のものだけを用意しました。
参考にしたサイト
「英語 履歴書 書き方 英文履歴書 フォーマット」とかそんなキーワードで探せばいくらでも情報は出てきますが、今回私はこちらのサイトを参考にしました。
すぐ書ける! 英文履歴書の基本【テンプレート付き】|転職Hacks
説明も細かくわかりやすかったです。ただし欧米で提出する事を前提に書かれているのでその辺りは注意が必要です。
サイト内の「その他、入れなくても良い項目」にある家族構成や性別、年齢などを入れるとルールを知らない人としてマイナス評価を受けるとこもあるというところ。タイでは通常こういう事はないでしょう。
注意点
1. タイの履歴書は日本同様写真は添付する必要がある
そんなの当たり前だろうと思われるかもしれませんが、英文履歴書で検索すると、写真はつけないのが主流だったりします。
仕事に顔は関係ないとか、肌の色とかまあいろいろと理由はあるようですが、タイでは日本同様写真添付が通常です。
現地採用時代にタイ人がキメキメのスナップ自撮り写真を履歴書に添付していて部内大爆笑した事があるのですが、写真はきちんとした格好でとった証明写真を添付しましょう。セントラル内にある本屋のB2Sで撮ってもらえます。
2. 自筆ではなくパソコンで作ろう
日本の履歴書は筆跡に性格が出るとかそんな理由で自筆が良いとされているところもまだまだあるようですが、タイではパソコン(ワードかPDFで出力)で作ったものが一般的です。タイの人材紹介会社で半年仕事をしましたが、タイ人が自筆で作った履歴書には一度も巡り合った事はありません。
また写真も証明写真をスマホのカメラでとってパソコンの中に取り込めば良いでしょう。
3. これまでの職歴でもらっていた給与を書く。
タイで人事関係をされた方ならよくご存知かと思いますが、タイの履歴書・職務経歴書内には過去の給与がきっちり書いてあります。私たち日本人がタイ企業で就職の際には絶対書く必要があるのかと言われるとそうでもないですが、有利に働きそうだと思えばタイ人の書く履歴書同様記入しておけば良いでしょう。
4. タイ人と結婚しているならば書いておこう
タイ企業か日系企業かに関わらず、これは書いておくとプラスに働く事が殆どです。私は未婚ですが、家族構成欄を追加して書いおいた方が良いでしょう。
最後に
注意事項なんて偉そうなことを書きましたが、基本的に履歴書の出来よりも、履歴書に書かれている内容や面接重視の事が多いようです。最後まで読んでくださったのに、内容ぶち壊しですいません。
履歴書に書いて有る内容、募集要項に沿った知識や経験があるか、また年齢やこれまでの職歴その辺が参照されるだけで、あまりに変なことを書いてない限り履歴書に対象、過不足があっても大丈夫だと思います。
通常タイ企業において日本人の採用というのはイレギュラーなことですので、面接の際にタイ語か英語で色々と聞かれるかと思います。どうしてタイに来たとか、今後の展望とか絶対聞かれそうなところだけは回答を決めておいた方が良いでしょう。
追記
このお話は長くなりますので、下記にて時系列でまとめました。ご興味ございましたら是非ご覧ください。↓
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