ジャパンレールパスという特別チケットをご存知でしょうか?
多分検索からこのページに来てくださった方は、すでにご存じでこのページを見てくださっている事と思いますが、簡単にジャパンレールパスとは何かを説明しておきます。
ジャパンレールパスとは日本国内のJR在来線と新幹線が乗り放題になるという、とんでもないお得チケット。
例えば大人用7日間乗り放題のチケットで29,650円。東京大阪を1往復すれば、すでに元が取れてしまっているという感じです。
ジャパンレールパスの公式ページ↓
http://www.japanrailpass.net/about_jrp.html
本来は日本旅行に訪れた外国人に対して、到着した空港最寄りの都市だけでなく、いろんなところに行ってもらおうという、日本をより楽しんでもらおうというチケットだと思われますが海外在住者も外国人と同じようにこのチケットが購入できます。
以前はパスポートのスタンプやビザを見せたりといった事で、このチケットを購入できたりもしたようですが、対応するJRの係員によって対応が違ったりと対応に一貫性がなく、一時非居住者であっても日本人には販売しないと公式に決定したりもしました。
紆余曲折を経て10年以上海外に在住していることを公的に証明できればジャパンレールパスを買う事ができるという事に決まりました。
経緯についてはこちら(東洋経済オンラインの記事)が詳しいです。↓
https://toyokeizai.net/articles/-/173227
なお各地方のJRが発行しているレールパス、例えば関西エリアパスといったチケットに関しては外国人しか購入できません。
タイ在住者の場合
10年以上海外に在住していることを公的に証明する方法ですが、タイ在住の場合は在タイ日本大使館領事部で「在留届の写し」を発行してもらう事で公的に証明することが可能です。
この「在留届の写し」は大使館のホームページに記載はありませんが、2019年8月に別件で大使館領事部に行った際、受付の方に聞いてみたところ問題なく無料で発行してもらえました。
発行は申請日の翌日になるのと、発行依頼は本人が行う必要があるので注意が必要です。
ちなみに上記でも述べましたが発行から10年以上前に在留届を出していないと「在留届の写し」を発行してもらっても、それをもってジャパンレールパスを購入することはできませんので、気をつけましょう。
万が一、実はタイに住んでいたのに在留届を出していなかったという場合でも、「在留証明」を発行(有料)してもらう事で10年以上の在タイを証明することも可能ですが、電気代や水道代の公共料金の支払い照明等を提出し、これまで住んだところを証明する必要があるため結構面倒なようです。
「在留証明」について詳しくは在タイ日本大使館領事部の公式ページを参照ください。
在タイ日本大使館の公式ページ(領事関連の各種証明のページ)↓
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_shoumei.html
在留届を出したかどうか忘れてしまった人は?
実は私も届け出できていたかどうか覚えていませんでしたが、日本大使館に行った際に受付で聞いてみるとすぐに調べてもらう事ができました。
インターネットからも届け出ができているか調べることはできますが、登録した時のEメールアドレスがないと確認ができません。
という事で手っ取り早いのは大使館で聞いてみる事です。(遠方の方は大変ですが、、、)
タイに住むなら在留届は出しておこう
今後一生住むという予定ではなくても人生どうなるもんか分かりませんし、そもそも義務という事らしいので面倒でも「在留届」は出しておいて損はないかと思います。
インターネットでも届け出ることができます。
もしかしたら短期の予定でも、運命のいたずらでタイに10年以上住むことになるやも知れませんし。。。
以上「タイ在住の日本人は在留届を出して、一時帰国でジャパンレールパス(JRパス)を買おう」でした。
コメント