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タイでランニング

ランニングステーションとそのビジネスについて考えてみた。

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今週月曜の朝、なので2016年7月4日という事になるのですが、日本で一番有名なジョギングコース・ランニングコースと言われる皇居外周を走ってきました。俗にいう皇居ランです。こんにちは東京旅行中のダイ(@daijirok-jp)です。

誰が一番有名なんて決めたんだと、もっと良いコース、有名なコースはあると怒られそうですが、インターネットで検索した際オススメのランニング場所を調べるとほとんどのサイトでまずは取り上げられていた事。また皇居で走る人を目当てにランニングステーションなるものが皇居周辺にはたくさんあり、多分日本で一番多いだろう事も分かりました。

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ちなみにそのランニングステーション、略してランステと言うそうなんですが、これはランニングする人のための施設で、ロッカーとシャワーそして脱衣所が少なくともセットになったものです。私はそんな施設があるなんて今回皇居ランに行こうとネットで調べるまで知りませんでした。

出社前に走ってランステでシャワーを浴びてから会社に行く人もいるのかななんて思ってましたが、私が行った月曜の早朝は皇居外周にあまり走っている人はいませんでしたのでたぶん平日であれば会社帰りに利用する人の方が多いのでしょう。

 

http://www.asics.com/jp/ja-jp/running

 

 

http://www.spot.town/news/runtokyo/

フィットネスジムに近い業態ですが、スタジオでのヨガやエアロビのクラスもなく、機器も管理する必要がないので、開業する方にとってはずいぶん手軽なような気がします。追加のサービスとして、シューズやウェアのレンタルやシューズを入れておくための月極の貸しロッカーもあり、場所によってはお金を出せば何も持たずに行ってウェアもシューズもレンタルでランニングしてシャワーを浴びる事ができてとても楽チンです。

皇居周辺位には少なくとも5つは、おしゃれなランニングステーションがあります。アシックスやアディダスなどの大手スポーツ用品メーカーが運営しているところ、それ専業でやっているが自転車のレンタルや駐輪サービスも付加価値として提供しているところ、各社工夫を凝らしてきています。

ランナーにとって便利になったなぁ、とか同業がたくさん居ても採算がとれるなんてそんなに走る人が多いのかぁなんていろいろ考えさせられました。

しかし、そんな中、銭湯がそれに目をつけたようです。ずいぶん以前、昭和のブループサウンズが流行った頃はアパートにお風呂がなくて毎日銭湯、みたいなと生活を送る人もいたかもしれませんが、最近ではそういう人もかなり少なくなり。多くの銭湯が潰れてしまったそうです。

そういう状況で、日本では以前からマラソン大会があると大会後の人達が会場近くの銭湯や健康センターに押しかけて、かなりの混雑になるという現象も起こっていたんだそうです。またそういう場合の銭湯利用者は走るのが、早い人から銭湯に早く到着するため、時間の経過とともにだんだんと体脂肪率が上がっていく傾向があるそうです。面白いですよね。

よく考えてみると銭湯も、ランニングステーションと同じくシャワーもロッカーも脱衣場も備えているので、いつでもランニングステーションに早変わりです。とは言えランナー側としては同じ設備があっても銭湯は基本的に荷物をロッカーにしまってすぐに服を脱いでお風呂に入るという事になります。荷物をロッカーに置いて走ってからお風呂に入るというのは本来の銭湯とは流れが違います。

荷物だけ置いて走りに行くなんて銭湯側の迷惑にならないだろうか、そもそも銭湯としてそれを許可してくれるのだろうかとちょっと不安になるものです。仕方ないし電話して聞いてみるかな、、なんて感じになります。もしかしたらわざわざ調べてネットに公開している人もいるかもしれませんね。

そこで、調べてみるとランナー向けに脱衣場で着替えた後、ロッカーに荷物を入れ走ってきていいよというサービスを売り出している銭湯がありました。たまたまグーグルで、上野 銭湯 ラン 入力して検索すると、、

 

 

http://hinodeyu.com/running/

と一番上にできてきました。

ホームページに説明があり銭湯経営者らしき人のブログもありました。たぶん経営者が代替わりしてネットでの営業にも目を向けたんでしょう。と勝手に予想しています。

もちろんランニングコースや人が多く走る公園の近くにある事が必須条件ではありますが、健康ランドだけではなく銭湯はランステーションという業態との兼業も今後生まれてくるのではと思いました。

もしかしたら銭湯に変わりカプセルホテルやゲストハウスもランニングコースの近くにあれば同じようなプロモーションを展開してきても全く不思議ではありません。

多分営業意欲旺盛な人たちはネットですぐにでもランナー応援企画とか銘打ってパック販売しくると思います。多分こういう市場を知らないだけでしょう。日頃からアンテナは張っておきたいものです。どこでどう繋がるか分かりません。

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プロフィール
この記事を書いた人
バンコク在住の大さん

タイ語留学を現地採用を経て、バンコクで専業主夫をしています。当サイトの他に、ユーチューブとタイ語学習サイト「タイスタディ」を運営中です。
趣味は読書。最近読んだ本の感想一覧キンドルで出版した本一覧。詳細なプロフィールはこちら

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バンコクのランステ

ちなみにバンコクには私の知る限りランステーションというものはありません。ただしルンピニ公園内にはロッカーとシャワーのレンタルがそもそも存在しています。ただしいかんせんあまり綺麗ではありません。もちろんシャンプーやリンスもありませんしタオルの貸し出しもありません。

お金出してもいいから、もっと綺麗でおしゃれでエアコンの効いたところを使いたいという人も多いのではないかと思うのです。とくに旅ランできた人などはそういう民営のしっかりしたところの方が安心でしょう。物価を考えると特に高いものにもなりそうになりません。もしかしたらかなり潜在的に需要があるかもなぁと思いました。

 

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