サムイ島はバンコクの離島リゾートとして、とても人気で別名ココナッツアイランドと呼ばれるほどココナッツ(ヤシの木)がたくさんあります。
サムイ島の周りはビーチでのアクティビティが楽しめるほか、中央は山でジャングルのようになっているため滝で遊んだりハイキングなどのアクティビティが人気です。
長めのよいカフェレストランも簡単にアクセスできます。
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サムイ島からは、ダイビングで有名なタオ島やインスタ映えで有名なナンユアン島へ行くためのフェリーが出ているので他の離島への中継地でもあります。
わたしも2018年5月にサムイ島ハーフマラソンに出場するため初めてサムイ島に行ったのですが、それ以来また行きたいという思いが強くなっています。
という事で今日はバンコクからサムイ島への行き方を詳しく調べてみました。
参考になれば幸いです。
バンコクからサムイ島への移動基礎知識
サムイ島には空港があるので、飛行機でひとっとびで良いんじゃない?最近はエアアジアとか安い飛行機もたくさんあるし。。。
確かにその通りなのですが、サムイ島にある飛行場はバンコクエアウェイズという豪華なタイ国内線を運営している航空会社が所有しているため、安い路線は乗り入れていません。
最近では独占しすぎだという事で他の航空会社の乗り入れも少しありますが、競争がないため非常に高くつきます。
また島なので飛行機以外で行くにはどうしてもフェリーに乗る必要が出てきます。
バンコクからサムイ島への移動方法6つ
簡単に説明すると下記の6つで、最安は「1. 電車+バス+船」です。
もちろん安いなりの理由があるわけですが。
- 電車+バス+船
- 寝台電車+バス+船
- 国営バス+船
- 外国人専用私営バス+船
- エアアジアジョイントチケット
- バンコクエアウェイズの直行便
下記にてこの6つを解説していきます。
*価格は2018年6月13日時点の物ですのでご了承ください。
1.電車+バス+船 (最安は3等列車)
価格:3等列車利用は約1,300円(387バーツ)、2等列車利用は約1,800円(528バーツ)
合計所要時間:約14時間~17時間(乗換時間含む)
価格内訳:電車(3等107B /2等248B) +280B(バス+船のジョイントチケットPantipTravelを利用)
所要時間内訳:鉄道8時間26分~11時間38分 + バス1時間:30分 + 船1時間30分(鉄道は路線により所要時間が変わります。また乗り換え時間は含んでいません)
旅程:バンコクのフアランポーン鉄道駅 → スラタニー鉄道駅 → スラタニーの船乗り場(Donsak Pier) → サムイ島(Natong Pier)
3等列車はエアコンなし車両、クッションなしでリクライニングなしの椅子に8時間以上座るという事になりますが、これが最安です!
タイ人のウェブサイトを見ても3等は長距離向けではないとおススメしていませんが、どのクラスに乗っても到着時間は変わりません。
世界一周とかしている人はガタガタ道を何十時間かけて、小さなバンで移動したりしているのでそれを思えばずいぶん楽ですね!
という事で知恵と体力で乗り切りたい人はどうぞ。
2.寝台電車+バス+船
合計価格:寝台2等エアコン、上段利用は978バーツ 、下段利用は1,048バーツ
合計所要時間:約17時間(乗換時間含む)
価格内訳:寝台2等エアコン(上段698B /下段768B) +280B(バス+船のジョイントチケットPantipTravelを利用)
所要時間内訳:電車11時間36分 + バス1時間:30分 + 船1時間30分(乗り換え時間含まず)
旅程:フアランポーン鉄道駅 → スラタニー鉄道駅 → スラタニーの船乗り場(Donsak Pier) → サムイ島(Natong Pier)
補足:寝台列車は(フアランポーン発19:30、スラタニー着07:06)を利用
バンコクのホアランポーン駅から出発なので地下鉄で行けてアクセスも良いし、フルフラット寝台なのでゆっくり本読んでも良いしなんならパソコン作業だってできちゃいます。
お手洗いもいつでも行けるし食堂車だってありますしね。
夜バンコクを出発したら朝スラタニーに到着して、昼にはサムイ島に到着するという時間も良いですね。
寝台列車は一日一便で、満席だと乗れません。インターネットで事前予約ができるので、旅程が決まっている人はしっかり予約しておきましょう。
あと、もう少し安いエアコンなしの寝台もあります。
その他、別の時間には最新の寝台列車もありますがこれは深夜1時ごろ到着ですし値段ももう少し高いのであまりお勧めしません。
3.国営バス(南バスターミナル発)+船
合計価格:VIPバス利用で648バーツ 、SuperVIP利用で930バーツ
合計所要時間:約17時間(乗換時間含む)
価格内訳:VIP:508B / SuperVIP:790B + 140B (船はSeatran社利用)
所要時間:バス13:00+船1:30(乗換時間含まず)
旅程:バンコク南バスターミナル発 → スラタニーの船乗り場(Donsak Pier) → サムイ島(Natong Pier)
補足:VIPは2列2列の合計34人がけ、SuperVIPは1列2列の合計22人掛け
一人ならSuperVIPの1人掛けに座ると快適だと思いますが、それを選ぶのであれば、寝台列車やエアアジアのジョイントチケットとよく比較した方が良いかと思います。
参考:タイ国営バス(บ.ข.ส.)์の予約サイトPNS Innovation(タイ語のみ)
4.外国人専用私営バス(カオサン、フアランポーン等発)+船
合計価格:VIPバス利用638B (外国人のみでタイ人は利用できない)
合計所要時間:約17時間(乗換および渋滞予想時間含む )
所要時間内訳:バス12時間+乗継ぎ4時間+船1時間
旅程:バンコク市内 → スラタニーの船乗り場(Donsak Pier) → サムイ島(Natong Pier)
外国人のみの理由が分かりませんが、こういうバスが存在します。何か政府から補助でも出てるんでしょうか?
カオサンロードに宿泊していたりして南バスターミナルまでの移動が面倒な場合はありなのかも知れませんが、乗り継ぎにとても時間を取られる事や体臭がきついの方が隣に乗る可能性を考えると、個人的にはこのバスを選ぶなら国営バスのVIPを使った方が良いのではと思いますが、
5.飛行機(エアアジア)+バス+船
価格:900B~1,792B
所要時間:06:05~08:40
旅程:バンコクドンムアン空港 → ナコンシータマラート/スラタニー港 → スラタニーの船乗り場(Donsak Pier) → サムイ島(Panoi Pier)
上記の価格はエアアジアのホームページで2018年6月13日確認。上記のようなジョイントチケット(全行程込々のチケット)の販売が確認できました。
安いチケットが取れれば最もコスパが良いです。ただしバスや電車に比べ日付によって金額がかなり変わるという飛行機特有の欠点があります。
6.飛行機(直行便)
価格:4,290B~6,060B
所要時間:01:05~01:30
旅程:バンコクスワンナプーム空港→サムイ空港
補足:航空会社はバンコクエアウェイズ
上記の価格は2018年6月13日にスカイスキャナーで確認。
お金があるならこれに勝るものなし! 他の方法なら最短でも6時間以上かかるところ、直行便なら1時間とちょっと。
感覚的には飛び立ってすぐに機内食が出てきて、それを食べ終わるとサムイ島に到着しているという感じです。
バンコクエアウェイズは裕福層をターゲットとしているタイ国内路線の航空会社で、このサムイ島の空港はバンコクエアウェイズが所有しているため、非常に限られた航空会社しか乗り入れしていません。
という事でバンコクからサムイ島への飛行機の直行便は、このバンコクエアウェイズを選ぶしかない状態です。
ただし裕福層をターゲットにしているだけあり、ブティックラウンジというエコノミーでも利用できるラウンジが空港内にあります。
このラウンジではなんとジュースやコーヒーのほかパンやサンドイッチ等の軽食も食べ放題です。
こんな空港見たことありません。
まとめ
個人的には選ぶとしたら以下の4つの中からかなと思います。
コスパを考えると、まずはエアアジアのジョイントチケットを確認して1,000バーツを切るような安いチケットと日程が合えば一番コスパが良いかと思います。
安いチケットがなければエアコン寝台列車。計1,000バーツと安くないが、フルフラットで寝れてパソコン作業できるのがうれしいです。時間があるのであれば、ホテル代が1泊分うく事にもなるので、意外とお得になるかもしれません。寝台列車なんて今の日本ではなかなかできない経験ですしね。
「国営バスのVIP+船」の合計648バーツも魅力的。指定席なので隣に人が座るのをどう考えるか、、。
そしてネタとしてもお値段的にも国鉄3等列車利用の387バーツはアツいです。どれほど混雑するかにもよりますが、バックパッカーとして安宿巡りをしてくらいしているのであれば意外と余裕かもしれません。
以上、「最安は約1,300円!バンコクからサムイ島への行き方6選まとめ。バス、電車、飛行機それぞれのメリットとデメリットを解説するよ。」でした。
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